秋 果   37句

淋しすぎるよ女に秋果買うなんて   楠本憲吉

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
呉須青絵秋果を盛るによき深さ 宮津昭彦 199911 根津美術館
もろもろの恩の果てなる秋果かな 渡辺純 京鹿子 200002  
贈られしものに秋果と岩田帯 藤井勢津子 200002  
押し出づる光量雨の秋果店 岡本眸 200012  
マラカスのさくりと止みて秋果つる 加藤峰子 200302  
宮殿ホテル朝食秋果一個とす 戸田和子 200311  
東西の秋果を夜の配達人 水野あき子 遠嶺 200311  
秋果ての流木どれも気に入らず 伊藤白潮 200312  
三省に胃の膀の痛み秋果つる 大橋麻沙子 雨月 200512  
おとがひのコツと鳴りけり秋果てぬ 金子輝 春燈 200601  
秋果庵と名づけ栗柿尚青し 瀧春一 常念 200606 病篤き友を訪ふ
地方紙にくるまれ届く秋果かな 川村多美子 200612  
速達一通一通来るに秋果を以て労ふ 鈴木榮子 春燈 200612  
三省に胃の鵙の痛み秋果つる 大橋麻沙子 雨月 200612  
案内さる旅宿の部屋の秋果の香 渡辺玄子 酸漿 200701  
見て過ぐる秋果たのしき風の街 田中藤穂 あを 200711  
九重の天や黄金の秋果狩る 祐森弥香 遠嶺 200801  
手から手へ聞き返さるる秋果の名 富沢敏子 200801  
病棟の夫ヘパジャマと秋果など 加藤峰子 200801  
どしやぶりとなり灯まみれの秋果店 岡本高明 船団 200803  
胴乱に秋果なんぞを入れてあり 鈴木多枝子 あを 200811  
一条の日矢に秋果てゆきにけり ことり 六花 200911  
秋果ひとつ何ゆえの縦の線 小形さとる 201001  
湖と空融け合ふ遙か秋果つる 松村富子 201002  
秋果盛るマチスの構図さながらに 小川匠太郎 201009  
仏にと貰ひし秋果客に出す 小山ナオ子 酸漿 201012  
作り手の名入の秋果直売所 赤座典子 あを 201012  
散り急ぐ木の葉狭庭の秋果つる 松村富子 201102  
仏にと貰ひし秋果客に出す 小山ナオ子 酸漿 201107  
とりどりの甘さ楽しむ秋果かな 赤座典子 あを 201110  
まん丸も歪も楽し秋果買ふ 鷹崎由未子 花野 201112  
供えたる秋果五色の静物画 上野かりん ろんど 201212  
店の棚あふれるさまの秋果かな 小林美登里 かさね 201301  
一筆箋見舞ふ秋果の籠の中 今井忍 ぐろっけ 201312  
災害のつづく日本の秋果つる 小野寺節子 風土 201501  
秋果むき話は佳境老姉妹 北村道子 京鹿子 201502  
秋果盛る絵心の無き大きな手 中田禎子 201512  

 

2016年11月17日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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