春 嶺    18句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
春嶺の開き直つてゐる湖面 小澤克己 遠嶺 199806
ひとところ山肌現れし春嶺かな 石脇みはる 200005
春嶺や合戦の図に川三つ 渡邊春生 百鳥 200107
春嶺や旅のあしたの納豆汁 淵脇護 河鹿 200405
ホームより見し春嶺をまのあたり 大串章 百鳥 200506
春嶺にかろきくちづけ朝の雲 吉澤利治 遠嶺 200507
春嶺のいのちの彩の句集生る 沼口蓬風 河鹿 200507
春嶺をゆり動かして大護摩火 服部早苗 200606
手を拍つて春嶺の雪を子も讃ふ 瀧春一 常念 200606
遠ければ春嶺として暮れしづむ 豊田都峰 京鹿子 200704
春嶺がすぐそこ馬場に風生まれ 杉浦典子 火星 200707
春嶺や初心にかへる一書成し 遠藤和彦 遠嶺 200806
春嶺を重ねて水の信濃かな 鈴木夕起子 200807
春嶺へあふるる沼のひかりかな 穴澤光江 遠嶺 200807
春嶺となりきらずして北を占む 豊田都峰 京鹿子 201405
春嶺に光る白銀越路訪ふ 塩路隆子 201407
一艇を坦ぐ春嶺仰ぎ見て 能村研三 201505
春嶺の裾に風棲む村のあり 有松洋子 201705

 

2023年2月13日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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