生 姜(はじかみ)     62句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
帰心湧く峡に葉生姜買ひしより 木下ふみ子 馬醉木 199812  
生姜利く竜馬の海の初鰹 増田富子 馬醉木 199908  
生姜抱くかひなの濡れて市帰り 白岩三郎 馬醉木 200011  
はじかみやもう間に合はぬことばかり 武井清子 200011  
はじかみのくれなゐほどの病みごこち 白岩三郎 馬醉木 200011  
三越のはじかみ売り場二度通る 山尾玉藻 火星 200011  
谷中生姜の名に残りたるわが生地 能村登四郎 200108  
生姜板二つに割つて日雷 大和田鏡子 俳句通信 200109  
谷中生姜の名に残りたるわが生地 能村登四郎 羽化 200110  
葉生姜の香りの残る背負籠かな 岩崎正子 春耕 200111  
葉生姜の雫をしつつ買はれける 武井美代子 風土 200112  
はじかみや切子に藍とくれなゐと 関根洋子 風土 200112  
葉生姜を洗ふ厨に夕日さす 倭文ヒサ子 酸漿 200201  
薑やひそと初陣待つごとし 石原歌織 銀化 200209  
古生姜母にはみんな見抜かれて 海輪久子 円虹 200212  
はじかみを噛んで女の気勢あぐ 吉村玲子 円虹 200301  
磨ぎ汁は生姜にやると決めてをり 鈴木多枝子 あを 200310  
峠茶屋女将自慢の生姜飯 森山のりこ あを 200411  
はじかみを包みし紙のしめりかな 武井美代子 万象 200412  
はじかみを噛みて改革企てり 能村研三 200511  
奈良坂のはじかみかをり優れたる 河合佳代子 栴檀 200512  
生姜飯脳の芯まで若がへる 杉本綾 200612  
生姜磨つて石山の雲流しをる 小形さとる 200612  
上向きに谷中生姜を食みながら 高田令子 200710  
はじかみを色よく漬けて一人酒 谷寿枝 酸漿 200711  
葉生姜の匂ひ立ちをり朝の市 中村洋子 風土 200712  
生姜摺る木綿豆腐を前にして 土井三乙 風土 200812  
流鏑馬の鞍よりはふる葉の生姜 吉沢陽子 200911 飯野八幡宮
葉生姜をかかへ祭の中を行く 小平恒子 酸漿 200912  
はじかみや気前よく葉を捨て去りつ 渡辺玄子 酸漿 200912  
葉生姜の香りすなはち父の酒 猪爪皆子 201001  
野菜スタンド薑旬の顔をして 宮田豊子 春燈 201012  
朝市や牛蒡食はされ生姜買ふ 淺場英彦 万象 201101  
色違ふ谷中生姜のお品書 佐藤喜孝 あを 201107  
薄紅の葉生姜の束道の駅 土田亮 末黒野 201211  
矢のごとく束ねて葉つき生姜かな 成宮紀代子 201211  
手につきしはじかみの香嫌でなし 向江醇子 ぐろっけ 201301  
薑はまこと僅かに紅をさし 加藤みき 201301  
葉生姜をかりりと噛むも母のため 竹内弘子 あを 201308  
葉生姜や味噌派甘酢派楽しけれ 辺田たか子 ろんど 201312  
新山の霧に総出の生姜掘 熊丸淑子 馬醉木 201401  
薑を良く食べ体調整へり 大日向幸江 あを 201410  
生姜市老いの一徹貫けり 割田容子 春燈 201412  
はじかみの薄紅散らす五目飯 大西由美子 春燈 201412  
おろし生姜蕎麦湯の締めに勧めらる 赤座典子 あを 201501  
生姜市表通りは常ながら 今橋眞理子 ホトトギス 201502  
生姜市芝にあしあと残せし日 稲畑廣太郎 ホトトギス 201509  
生姜市山会はなほ続きをり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201509  
しょうがない奴でも生姜掘るでしょうが 八木健 八木健俳句集 201509  
炊きたての生姜飯の香夕厨 野村重子 末黒野 201512  
紅のぞく大降りあとの生姜畑 鈴木庸子 風土 201512  
歯刷子で洗ふ薄紅生姜かな 白石正躬 やぶれ傘 201602  
三伏の汁椀にある生姜の香 田所節子 201609  
太陽をまだまだ欲しき生姜かな 大久保白村 ホトトギス 201802  
生姜湯や香煙つつむ義士の墓所 尾崎千代一 末黒野 201803  
薑を添へて一品出来上る 稲畑廣太郎 ホトトギス 201809  
銀の星爪に描くや生姜酒 大日向幸江 あを 201902  
八十は男の転機生姜酒 太田昌子 馬醉木 201902  
神の手の医師より近き生姜湯 丸井巴水 京鹿子 201903  
出汁醤油アサリ生姜や深川飯 大日向幸江 あを 201905  
採りたての薑の色ややの肌 山口登 末黒野 202002  
無聊なる一人の夜や生姜酒 小長谷紘 末黒野 202003  

2020年10月10日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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