戦 争      107句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
戦争を知らぬ子ばかり原爆忌 稲畑汀子 ホトトギス 199808  
戦争の匂ひしてくる百日紅 竹貫示虹 京鹿子 199910  
戦争を知らぬ世代や露の我 稲畑廣太郎 廣太郎句集 199912  
戦争の後に木枯吹き出しぬ 藤井清久 海程 200004  
ぷるぷるゼリー戦争があったなんて 原しょう子 二十五時 200010  
戦争の悲惨さ孫に十二月 中野辰子 いろり 200102  
戦争を知らぬこの子や成人の日 黒川悦子 円虹 200104  
戦争の飢ゑを語りて餅を焼く 泉田秋硯 200104  
戦争と櫻紅葉のむかしかな 稲見光 船団 200107  
戦争の人馬征くごと蟻の列 保坂加津夫 いろり 200109  
戦争の語りべとなる盆の宴 木戸波留子 いろり 200110  
戦争はやめて下さい流れ星 竹川美佐子 いろり 200111  
戦争になるかそちこち曼珠沙華 松崎鉄之介 200111  
敗戦日戦争知らぬ人ばかり 浮田胤子 ぐろっけ 200111  
戦争てふ言葉に軋みゐる葉月 本村照香 ホトトギス 200201  
酸漿や戦争知らぬ祖母もゐて 奥田筆子 京鹿子 200201  
戦争の報道背高泡立草 米須あや子 遠嶺 200202  
戦争に春の埃の堆し 武井清子 銀化 200206  
戦争の九死に生きて青き踏む 有田蟻太 200208  
戦争見し双眼鏡や愛鳥日 北尾章郎 200208  
ボタン戦争ひとさし指に触る汗疹 佐藤恭子 あを 200208  
戦争の経験もなし敗戦忌 塩川雄三 築港 200210  
戦争の予感空蝉縋る木々 苑田ひろまさ 200301  
戦争を知る人強し賀状受く 永田延治 帆船 200303  
戦争は日本の禁句山眠る 山崎泰世 200303  
厚氷割るや戦争起きるなと 小澤克己 遠嶺 200304  
戦争の始まってゐる彼岸かな 山田六甲 六花 200304  
戦争の噂しきりに鬼やらい 竹下昭子 ぐろっけ 200305  
戦争をしたいのは誰さくら餅 武井清子 銀化 200305  
戦争は嫌ひコートの襟を立つ 木村みかん 200305  
戦争にどこかで加担種子を蒔く 高橋道子 200306  
木の芽きんきん戦争の好きな国 川崎光一郎 京鹿子 200306  
散り急ぐ桜戦争想ひ出す 安藤誠子 築港 200306  
戦争は男の遊び葱坊主 長岡新一 200307  
戦争にならんとしつつ梅白し 蔦三郎 ホトトギス 200307  
イラク戦争終へし横須賀深緑 松崎鉄之介 200307  
檸檬切るまた戦争へ出かけるぞ 佐藤恭子 あを 200308  
戰爭のはじめはいつも海鼠かな 佐藤喜孝 あを 200401  
戰爭に征ける方法あぶら蝉 佐藤喜孝 あを 200401  
戦争を歴史を語る忘年会 早崎泰江 あを 200402  
戦争のはるかな記憶霾れば 泉田秋硯 200406  
戦争を知らぬ雛を納めけり 長屋璃子 火星 200406  
戦争の記憶に散りしさくらかな 苑田ひろまさ 200407  
薔薇と百合と鳩戦争は終りかと 片山タケ子 200408  
花梯梧戦争のわけ子に問はれ 藤井智恵子 百鳥 200409  
戰爭のさかんなころの獨楽の紐 八田木枯 夜さり 200409  
戦争もテロも知らぬ子木の実独楽 影島智子 200501  
戦争を恐れ医学部入学す 須佐薫子 帆船 200504  
戦争を知らぬ子盆の家守れる 西村しげ子 雨月 200511  
戦争を子等に語りし炬燵かな 早崎泰江 あを 200602  
戦争の話は尽きぬ雲の峰 早崎泰江 あを 200609  
かなかなや戦争映画入場券 永田哲心 遠嶺 200611  
むかし戦争ありし溢蚊に刺されゐし 伊藤早苗 200611  
戦争が来ぬうち雛を仕舞ひませう 八田木枯 晩紅 200706  
戦争のころのこと聞く夜長の子 大西八洲雄 万象 200801  
古代魚は戦争知らず去年今年 天野きく江 200803  
戦争も震災も見し雛の目 稲畑廣太郎 ホトトギス 200803  
「戦争と平和」の続き読始 次井義泰 200804  
戦争を中にはさみし春の服 井上信子 200806  
戦争を捨てられぬまま亦麦秋 菅原健一 200807  
戦争もテロもなき日々花日和 鈴木多枝子 あを 200807  
戦争はまつぴら蟷螂鎌立てし 鈴木陽子 炎環 200812  
戦争も戦後も遠し落椿 松下千恵子 春燈 200906  
戰爭中はと話し出す炎天下 鎌倉喜久恵 あを 200909  
我も汝も戦争知らず炎天下 常盤優 炎環 200911  
戦争を知らぬ紅梅咲きはじむ 真柄百合子 末黒野 201005  
戦争を語り継ぎたし法師蝉 家塚洋子 酸漿 201011  
時計草世は戦争を繰り返し 島原惠子 201012  
十二月八日戦争を知らぬ子と 小林のり人 春燈 201103  
戦争を知らぬ家族の魂迎へ 布川直幸 201108  
昭和の日戦争知らぬ夫婦かな 竹内悦子 ちちろ虫 201108  
冬濤や勝者の記す戦争史 石田きよし 201203  
鰊大群戦争支度せにゃならぬ 貝森光洋 六花 201208  
白百合が好きで戦争寡婦の母 植木緑愁 201209  
戦争も飢ゑし日も過去さくらんぼ 小倉正穂 末黒野 201210  
蝉哭きて十八年戦争終る 河内桜人 京鹿子 201212  
戦争を育てる平和梅白し 高橋龍 201304  
戦争を孫へ語りつ庭花火 波多野孝枝 末黒野 201312  
冬日和年輪に読む飢餓戦争 大畑善昭 201401  
戰爭に手を出し口出し顏出さず 佐藤喜孝 あを 201405  
戦争を知らぬ子憲法記念の日 山本喜朗 雨月 201407  
戦争を知らぬ島人蜜柑売る 福島せいぎ 万象 201407  
戦争のはじまりさうや蟻の列 戸栗末廣 201411  
暗がりの戦争動く溽暑かな 中林晴雄 201411  
秋冷や戊辰戦争ここに果つ 山崎青史 ろんど 201412  
戦争をせぬ国続き赤い羽根 鶴巻誉白 ろんど 201501  
七月一日戦争が起きるかもしれない 中井保江 船団 201502  
戦争は忘れぬうちに独楽廻し 佐藤恭子 あを 201503  
戦争を知らぬ議員や春寒し 神田惣介 京鹿子 201506  
戦争を知らぬ親子や大夕焼 中本清 万象 201510  
戦争を知らぬ総理や藷の蔓 神田惣介 京鹿子 201510  
戦争のあとは束の間生身魂 石田きよし 201511  
戦争の文字に種飛ぶ西瓜かな 太田良一 末黒野 201512  
夜もすがら戦争廃止の鹿威し 鴨下昭 201601  
秋立てり戦争展の年表も 火箱ひろ 船団 201602  
戦争を語らぬ胡瓜もんでいる 渡部ひとみ 船団 201602  
台風は日本へ日本は戦争へ 千坂希妙 船団 201602  
紅茶熱っあの日戦争に負けた 中原幸子 船団 201602  
枯蓮湖騒めかす戦争法 鴨下昭 201603  
予告なきもの戦争と初音かな 石田きよし 201605  
戦争と平和を生きて新茶汲む 細島孝子 末黒野 201608  
戦争と犬猫嫌ひ生身魂 是松三雄 末黒野 201611  
木の実落つ戦争知らぬ改憲論 中江月鈴子 201612  
戦争と農家の縁の衣被 福田周草 風土 201701  
戦争の記憶この色さるすべり 山本喜朗 雨月 201709  
戦争展見たる夕べの水を打つ 岡井マスミ 末黒野 201711  
炬燵にて読む戦争の物語 おーたえつこ 201803  

 

2018年8月14日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。