醂し柿      13句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
畏みぬ佐渡より数の醂し柿 伊藤白潮 200401
山の湯に柿醂(さは)しをる日和かな 淵脇護 河鹿 200402
義歯たりし母に供へむ醂柿 西村しげ子 雨月 200502
渋柿を醂せる酒で酔ひにけり 脇本千鶴子 200502
女より男やさしく醂柿 池田澄子 200801
醂柿とどきて風の変りそむ 小泉良子 200801
宅配の匂ひで判る醂柿 笠井敦子 200803
子等の声途絶えし村や柿醂す 竹田ひろ子 ろんど 201302
川に沿ふ味醂のさとの柿明り 布川孝子 京鹿子 201303
さはし柿残る青さにある甘味 上坂渥子 雨月 201401
お旅所に在より届く醂柿 鎌田篤 雨月 201501
醂柿縁に並べて久留里町 田中臥石 末黒野 202201
島はいま小ぬか雨とや醂柿 秋山信行 やぶれ傘 202302

 

2023年10月23日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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