三月菜     16句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
畑中に括り分けして三月菜 高橋さえ子 199907
三月菜洗ふ夕日の海いちめん 木曽岳風子 六花 200206
勿体無きの御事や三月菜 中島陽華 200506
笑ひとばすさみしさひとつ三月菜 中村房枝 六花 200603
三月菜山盛りにして養生す 小黒加支 酸漿 200606
三月菜水を飛ばして洗ひけり 服部早苗 200608
三月菜蛇口の水に嘘はなし 山元志津香 八千草 200609
湧き水のやはらかなりし三月菜 野口光江 遠嶺 200706
三月菜鷲掴みして洗ひけり 齋藤厚子 200706
三月菜大きく振つて水を切る 齋藤厚子 200706
鳥籠を二段重ねに三月菜 内山花葉 200804
三月菜とておしたしは旬のもの 稲畑汀子 ホトトギス 200904
三月菜遠く眺めて引返へす 井上信子 201504
指先に水を弾きぬ三月菜 森清信子 末黒野 201706
海女小屋を少しはなれて三月菜 笹村政子 六花 201706
三月菜摘むや西より雨予報 能村研三 201804

 

2021年4月13日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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