狭 霧      214句

狭霧より灘住吉の灯を求め求め難きは求めざるかな    与謝野晶子

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
若駒の狭霧の凝れる額髪 西村梛子 馬醉木 199902  
とりあへず狭霧を巻いて山越えす 青山茂根 銀化 200110  
杉山の段段墓に狭霧立つ 森津三郎 京鹿子 200202  
暁の湖畔に匂ふ狭霧かな 中川晴美 雲の峰 200211  
過ちは蔀戸鎖してより狭霧 和田照海 京鹿子 200303  
山鳩の声は狭霧をふかくする 平山風鳥 河鹿 200402  
ラマンチャの狭霧を回せ大風車 塩路隆子 200412  
でかんしよの村の狭霧や豆太る 山本耀子 火星 200601  
はやばやと山毛樺黄葉せる狭霧かな 阿部ひろし 酸漿 200810  
狭霧なか桜紅葉のはじまれり 阿部ひろし 酸漿 200810  
秩父嶺の狭霧晴るるや瀞一丁 中村春宵子 春燈 200812  
やはらかき馬場の土より狭霧かな 柿沼盟子 風土 200911  
見えざれど鳥声清し狭霧立ち 大松一枝 201001  
山峡に夕の狭霧や墨絵めき 高谷栄一 嵯峨野 201107  
梵天を白布の被ふ狭霧かな 成宮紀代子 201311  
白鷺の白を隠せぬ狭霧かな 橋本知笑 201311  
参道の狭霧湿りや枳穀(きこく)の実 布川直幸 201410

平成二十五年

豪雨の鹿島神宮

狭霧はや隠しはじめし峰辺かな 佐藤恭子 あを 201503  
薙刀の気合狭霧のなかに聞く 寺田すず江 明日葉 201505  
大山の狭霧に朝の心置く 山田六甲 六花 201611  
狭霧霽れ眼下に熊野大権現 山口誠 馬醉木 201901  

 

2019年10月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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