律の風     13句


作品
作者
掲載誌
掲載年月
祖母の名の残る箱膳律の風 小宮山勇 遠嶺 200211
露天湯に星こぼれけり律の風 長沼冨久子 馬醉木 200211
律の風チェンバロ響く名主蔵 松本紀子 八千草 200603
一舟の湖心離るる律の風 藤井寿江子 馬醉木 200611
律の風大聖堂の鐘響く 谷澤秀子 200911
律の風パン工房の煙出し 川口襄 遠嶺 201002
よろづ屋は琴の師匠よ律の風 小澤菜美 201301
律の風詔かざる客訪れり 秋川泉 あを 201512
律の風堤の鷺のみじろがず 森清堯 末黒野 201812
蒼天や山の端にわく律の風 後藤眞由美 春燈 201911
鐙屋の漆黒の間へ律の風 小河原清江 梛の木 202007
祇王寺の竹林さやぎ律の風 高木邦雄 末黒野 202112
我が町に二つの寺や律の風 小田嶋野笛 末黒野 202201

2023年11月21日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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