耳       16句

耳を勲章として死ぬるかな    福田甲子雄

作品
作者
掲載誌
掲載年月
をなもみや女の子いぢめの初めなる 小林鱒一 天牛 199904
をなもみを活け近づけし野の心 稲畑汀子 ホトトギス 199909
分け入つて耳近きところかな 平橋昌子 199912
先生へをなもみ投げし事ありき 中田征二 ぐろっけ 200401
をなもみを投げ合ふ子等に仲間入り 安達風越 雨月 200402
古墳の丘をなもみ付きし裾さばき 品川鈴子 ぐろっけ 200601
おなもみを勲章としぬ沼あるき 伊藤白潮 200711
耳といふはおなもみ候へど 高橋澄子 200901
耳を帽子に付けしこと忘れ 根橋宏次 やぶれ傘 201101
浮世繪のをみなをのこもをなもみを 佐藤喜孝 あを 201112
おなもみのダーツ一投百点に 林いづみ 風土 201201
をなもみをつれて少年朝の彌撒 植田桂子 馬醉木 201311
をなもみをどこでつけたか戻りくる 菊池洋子 やぶれ傘 201710
をなもみとめなもみと指す秋日和 中野あぐり 春燈 201811
おなもみや共に歩むも人の道 江島照美 202001

 

2023年9月28日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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