オリーブ     57句 (花は夏)

オリーブ摘む少女の肩を沖の船    飴山實

作品
作者
掲載誌
掲載年月
砂の上オリーブの実と智恵の輪と 延広禎一 199902
オリーブが咲き島井戸の水甘し 木下節子 俳句通信 199909
海光やオリーブの実の濃むらさき 水原春郎 馬醉木 200101
新芽吹く丘のオリーブ嫋やかに 手嶋小夜子 200105
オリーブの花の葉陰に憩ひをり 石山初枝 遠嶺 200111
オリーブの葉裏の白き旱畑 龍神悠紀子 200201
オリーブは花に鐘の音海へ伸び 松田通男 200208
オリーブの実のたわわなる島めぐり 河野友子 六花 200212
オリーブの花や雨粒しろがねに 杉田智栄子 馬醉木 200412
神殿にオリーブの実と洋弓と 延広禎一 200412
オリーブを捥ぐ声波止の端にまで 寺岡ひろし 雨月 200501
オリーブを揺りて実を採る網展げ 品川鈴子 六香 200501
神殿のオリーブの実のにがさかな 近藤真夫 遠嶺 200502
唐子踊りの町オリーブの実のあまた 梅原美子 200512
オリーブの実り文教地区といふ 山田夏子 雨月 200601
オリーブの花咲く島の魚櫓 福島吉美 万象 200609
オリーブの実や湯の町の海平ら 花田百合子 200702
向き合うてオリーブの花髪にさす 松下幸恵 六花 200705
オリーブの花曇りなる空と海 和田照海 京鹿子 200710
フイレンツェへ花オリーブの峠越ゆ 藤本章子 200711
いつも実を期待してオリーブの花 稲畑汀子 ホトトギス 200806
オリーブの花の微塵の零れつぐ 稲畑汀子 ホトトギス 200806
オリーブの花の奥なるそぞろ神 冨松寛子 200808
オリーブの花星屑に瀬戸の風 片野光子 ぐろっけ 200905
黒もあるオリーブの実の外つ国に 坊城中子 ぐろっけ 200905
西班牙の花オリーブのひかりかな 佐川広治 ぐろっけ 200905
神宿るてふオリーブの実の苦かりき 赤尾兜子 ぐろっけ 200905
神木にしてオリーブは愛の花 大島民郎 ぐろっけ 200905
オリーブの花にアンダルシア想ふ 塩出眞一 ぐろっけ 200905
オリーブの花咲いているレストラン 北畠明子 ぐろっけ 200905
オリーブの実たわゝ並木道をなす 森田峠 ぐろっけ 200905
オリーブの収穫どきの活気かな 坊城としあつ ぐろっけ 200905
オリーブの出荷に波止場にぎはへる 吉村ひさ志 ぐろっけ 200905
安産の寺のオリーブ実沢山 緒方佳子 火星 201002
オリーブ咲きマラソン荒るる雨の中 寺岡ひろし 雨月 201008
潮風のオリーブの実の赤青黄 加藤みき 201012
オリーブは蕾も蕾地中海 伊藤一枝 酸漿 201101
マリア廟オリーブの実の熟れてをり 松村光典 やぶれ傘 201101
オリーブの実の色づいて海を恋ふ 山下美典 ホトトギス 201102
オリーブの花に眼下の波の音 志方章子 六花 201109
オリーブの花の香幽か訪ひし門 鈴木礼子 末黒野 201110
オリーブの熟れて岬の大風車 泉本浩子 馬醉木 201111
オリーブの花新郎は島育ち 山田佳乃 ホトトギス 201211
陽だまりにオリーブの実や異人館 石川かおり 201301
オリーブの名高き島や風光り 高屋喜美子 201306
島の朝花オリーブに動き初む 稲畑廣太郎 ホトトギス 201306
オリーブの花二十四の瞳中 稲畑廣太郎 ホトトギス 201306
オリーブの花やレオナルドの謎解けず 中野あぐり 春燈 201606
オリーブの島に白靴上陸す 藤井啓子 ホトトギス 201611
台風を堪へ平伏すオリーブ林 壺井久子 馬醉木 201811
オリーブの枝に一粒づつ揺るる 住田千代子 六花 201902
オリーブの咲くや夕風つのりける 壺井久子 馬醉木 201908
オリーブの木々渡りゆく風眩し 武田巨子 春燈 201908
白鳩やオリーブの実のたわわなる 中田禎子 201911
オリーブの花や込み合ふカフェテラス 住田千代子 六花 202009
オリーブの実地中海より小豆島 江見巌 六花 202101
オリーブの花の香に着く定期船 稲畑廣太郎 ホトトギス 202106
オリーブ植ゑて白南風の新居かな 宮崎洋 春燈 202110

 

2021年10月31日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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