虎 魚       30句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
魚棚(うおんだな)に虎魚雁首揃へたる 小谷部東吾 199902  
煮凝に目玉の抜けし虎魚かな 辻享子 ヒッポ千番地 199908  
有り体に言へば虎魚の容貌よ 田畑幸子 火星 199911  
灯の入りて虎魚残りし店の先 田中藤穂 水瓶座 200002  
鬼虎魚終生仮面つけ通し 武田菜美 銀化 200008  
唐揚の虎魚ふるまひ旅に立つ 金國久子 遠嶺 200111  
鬼虎魚として生れて来しを悔いとせず 稲森柏郎 200203  
山神に虎魚この世に八重桜 神蔵器 風土 200207  
花虎魚龍宮よりの使者なのか 河内童楽 六花 200210  
虎魚出て夜撫の磯の賑はへる 仙田孝子 風土 200307  
どうにでもしてと居直る虎魚の眼 山元志津香 西の峰 200401  
虎魚笑ったときはどんな顔 松山律子 六花 200402  
恍惚と産後の母の虎魚(をこぜ)汁 大橋敦子 雨月 200409  
微笑みは返すものです鬼虎魚 山元志津香 八千草 200412  
待ちゐたる虎魚からりと歓喜天 中島陽華 200606  
横浜の虎魚にこぼす涙かな 中島陽華 200608  
鬼虎魚それほど怒つてはをらず 高橋将夫 200702  
目が合うて虎魚の前ににつこりす 雨村敏子 200708  
身籠りのためらはず買ふ大虎魚 藤重良昭 万象 200710  
鬼虎魚それほどもなき面構 雨村敏子 200809  
空揚げの虎魚の頬の脹れやう 杉山瑞恵 雨月 200810  
唐揚の虎魚に難儀してをりぬ 荒井和昭 200811  
糶詰める男のじゃんけん虎魚かな 磯田せい子 ぐろっけ 200910  
揚げられて花のごとしや鬼虎魚 柴田佐知子 201103  
鬼虎魚我口腔レントゲン写真 長谷川鮎 ぐろっけ 201108  
雨の日のきれいに煮あげ鬼虎魚 山尾玉藻 火星 201306  
早朝の百姓市場に虎魚買ふ 村上和義 万象 201412  
藻林に初夢顔の虎魚寝て 桂樟蹊子 201501  
日が落ちるぐつぐつ虎魚焚いてをり 中島陽華 201611  
俎板に今宵の主役鬼虎魚 山本喜朗 雨月 201808  

 

2019年5月13日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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