尾花蛸      14句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
尾花蛸ひよいと摘んで歩き出す 早乙女健 199911
一丈もありける尾花蛸の足 岡井省二 200011
手づかみに海女がくれたり尾花蛸 西村博子 馬醉木 200302
はじめから烟つてをりし尾花蛸 水野恒彦 200312
水槽の網の袋の尾花蛸 黒田咲子 200501
角ばつて干されてをりぬ尾花蛸 近藤喜子 200508
尾花蛸腹をくくつてをりにけり 高橋将夫 200510
尾花蛸呑みこみどきと思へども 黒田咲子 200512
魚箱を這ひ出してゐる尾花蛸 吉田島江 火星 200601
糶箱に足をはみ出す尾花蛸 長谷川子 馬醉木 200601
尾花蛸夢の途中の腸抜かれ 百瀬七生子 海光 200705
尾花蛸釣られ朝日をしたたらす 中條睦子 万象 200912
水底に闇の塊尾花蛸 中田禎子 201211
尾花蛸提げ尼さまとでっくはす 中川句寿夫 ここのもん 201705

 

2021年10月10日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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