野沢菜    21句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
野沢菜干す木曽へ通じる木橋の上 堀田政弘 200102
野沢菜の漬物も下車スキーバス 曽根治子 銀化 200305
追伸に野沢菜漬けしと伊那の友 古田美恵 200401
霜降りて野沢菜漬を待つばかり 小松渓水 酸漿 200401
五百キロの野沢菜漬の伊那仕込み 北原東洋男 200402
水神を掲げ野沢菜洗ひをり 辻恵美子 栴檀 200502
娘に任せ漬ける野沢菜塩加減 阿彦ふみ 200505
野沢菜を洗ふ水音冬近し 今中道子 200602
どの路地も野沢菜洗ふ信濃なる 阿部由紀子 200802
野沢菜の端を引きずり洗ひ場へ 内海保子 万象 200803
野沢菜の発祥の地に立ちて冬 小澤克己 遠嶺 200803
粥柱添へし野沢菜濃きみどり 中山純子 火星 200904
野沢菜に終る馳走や老舗の湯 渡部光徳 やぶれ傘 200907
新米の噴くよ野沢菜ざくと切る 成宮紀代子 200912
心待ちにせし野沢菜や切漬に 小平恒子 酸漿 201003
野沢菜のおやきのぬくし年の市 野畑さゆり 201303
ひたし豆鹿肉野沢菜雪見酒 津田このみ 船団 201406
露しとど野沢菜丈の短かかり 林いづみ 風土 201612
野沢菜を洗ふ水場の艶ばなし 藤丸誠巴 春燈 201802
野沢菜の漬菜あをあを冬に入る 奥田温子 やぶれ傘 201804
野沢菜をざくざく刻む今朝の秋 谷口摩耶 201910

 

2023年1月30日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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