残る紅葉    14句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
深雪中残る紅葉の存在感 林翔 200302
散り残る紅葉襤褸めき枝に縋る 奥村鷹尾 京鹿子 200403
日ざし来て残る紅葉の朱を射たり 長谷川通子 雲の峰 200502
箱根路に残る紅葉も捨て難し 渋谷まさ江 築港 200502
茜さす残る紅葉と解け合へる 竹久みなみ 風土 201002
永観堂残る紅葉を振返る 東芳子 酸漿 201003
豊作句碑残る紅葉の明るさに 木千恵子 万象 201103
今年なほ残る紅葉華やげり 長崎桂子 あを 201201
夫在さばと残る紅葉の思橋 横山昭子 雨月 201403
嵐山残る紅葉となりにけり 後藤比奈夫 ホトトギス 201705
九品仏残る紅葉を愛でらるる 川村欽子 雨月 201902
日面に残る紅葉や無縁塚 岡野里子 末黒野 201903
際やかに残る紅葉や雨上がり ふなかわのりひと 202002
ビル谷間残る紅葉の造花めき 谷口律子 末黒野 202004

 

2022年11月26日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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