葱鮪鍋     14句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
葱鮪鍋葱鉄砲に舌焦がす 梅原美子 200003
健啖の葱鮪食ひゐる汗の鼻 當麻幸子 雲の峰 200302
深川や片膝立てて葱鮪鍋 三遊亭金遊 百鳥 200302
葱鮪鍋葱が残つてをりにけり 高橋将夫 200402
葱鮪鍋湯気閉ぢ込めし夕厨 西川久美子 遠嶺 200503
葱鮪鍋曲つたことは嫌ひなり 水原春郎 馬醉木 200602
凸凹の小鍋に葱鮪諾へり 深澤鱶 火星 200703
僧林を出でて葱鮪の夜となれる 延広禎一 200804
遠来の客にともあれ葱鮪鍋 河合とき 末黒野 201005
結婚記念日忘れてゐたる葱鮪鍋 豊谷ゆき江 春燈 201102
笑ひ足らねば味うすき葱鮪汁 風間史子 201202
葱鮪鍋職人の家を継がざりし 瀧春一 花石榴 201312
ぶつ切りの葱どつさりと葱鮪鍋 菊池洋子 やぶれ傘 201703
久々の友の来訪葱鮪鍋 佐俣まさを 京鹿子 202002

 

2020年12月20日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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