業平忌 (陰暦5月28日)    77句

日の本の男の子かなしも業平忌   三橋鷹女   魚の鰭

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
爪塗るに片膝立てゝ業平忌 八木愁一郎 ぐろっけ 199902  
在五忌や書くうち懸想文めきて 山仲英子 199906  
大雨の供華なき墓や業平忌 中村七三郎 七三郎句集 200001  
野の果てに煙ひとすぢや業平忌 豊田都峰 京鹿子 200003  
雪形のいろはに痩せて業平忌 深澤鱶 ヒッポ千番地 200004  
美穂女いまいかに在すや業平忌 稲畑汀子 ホトトギス 200106  
遺されし男友達業平忌 山田弘子 円虹 200108  
老残のこと伝はらず業平忌 能村登四郎 200108  
美穂女忌と語り継がれん業平忌 稲畑汀子 ホトトギス 200205 五月二十八日 悼 田畑美穂女様
助六に声かけてみる業平忌 川合広保 雲の峰 200208  
業平忌訪ねし寺の柿経 小阪律子 ぐろっけ 200209  
尺八と笙の匠や業平忌 松村美智子 あを 200302  
句碑生れて確と美穂女忌業平忌 稲畑廣太郎 ホトトギス 200305  
文机に巻紙流す業平忌 斉藤小夜 風土 200308  
ネクタイを妻に任せて業平忌 徳丸峻二 風土 200308  
業平忌過ぎて艶なす今年竹 田中佐知子 風土 200309  
畦川に唄のありけり業平忌 宮川みね子 風土 200309  
香水やきのふに過ぎし業平忌 内田哀而 円虹 200310  
曇り日のひとりこころや業平忌 中村房江 六花 200406  
文学にあこがれし日日業平忌 塩川雄三 築港 200407  
小面の遠き眼差し業平忌 近藤喜子 200409  
日本語といふ美しきもの業平忌 稲畑廣太郎 ホトトギス 200505  
澄みし目の鳥と遇ひけり業平忌 吉田島江 火星 200508  
天上に沢の音して業平忌 柴田久子 風土 200608  
在五忌のガレージセールにチヤイナ服 柴田久子 風土 200608  
美男子の渾名の似合ひ業平忌 二村蘭秋 雨月 200609  
角かどに幟はためき業平忌 二村蘭秋 雨月 200609  
パリジェンヌあり日本に業平忌 中川萩坊子 ホトトギス 200610  
中京に残す本籍業平忌 橋添やよひ 風土 200701  
三河路のむらさきの花業平忌 長崎桂子 あを 200707  
業平忌をみなに恋の多かりき 稲畑廣太郎 ホトトギス 200805  
人生の生きて来し日々業平忌 稲畑汀子 ホトトギス 200805  
業平忌今の世にもしましまさば 稲畑汀子 ホトトギス 200806  
美穗女ましまさばまさばと業平忌 稲畑汀子 ホトトギス 200806  
地震の地に残る橋の名業平忌 稲畑汀子 ホトトギス 200906  
住み古りて馴染む橋の名業平忌 稲畑汀子 ホトトギス 200906  
百人の中の一人の業平忌 高橋龍 200908  
杜若雨に打たるる業平忌 酒井湧甫 200911  
男心女心や業平忌 稲畑汀子 ホトトギス 201006  
かの人も侍りしと聞く業平忌 稲畑汀子 ホトトギス 201006  
ルーぺでも心は読めず業平忌 中島玉五郎 201006  
押印の二つ三つ業平忌 井上信子 201007  
里山に生活の紫煙業平忌 和田郁子 201008  
ネクタイをやや華やかに業平忌 大橋晄 雨月 201008  
業平忌をみながをのこ捨つる世ぞ 千田百里 201009  
転生も恋あるがまま業平忌 大島翠木 201009  
業平忌眉月細く細くあり 今井千鶴子 ホトトギス 201010  
こつこつと稿債仕上げ業平忌 稲畑汀子 ホトトギス 201105  
業平忌ゆかりの芦屋住み古りぬ 稲畑汀子 ホトトギス 201105  
堅物とききて驚く業平忌 中島節子 春燈 201108  
やさしさも今のうちだけ業平忌 高橋将夫 201109  
らふそくの炎のをみな業平忌 西村純太 201110  
在五忌や夕影まとふ松の幹 松橋利雄 光陰 201203  
いけめんは今の世のこと業平忌 稲畑汀子 ホトトギス 201205  
又雲に入りし着陸業平忌 稲畑汀子 ホトトギス 201205  
在五忌や男点茶の端正に 天野みゆき 風土 201207  
堀川に逆さ新塔業平忌 町山公孝 201208  
業平忌夜の雨音を聴いてゐる 安居正浩 201209  
在五忌をきのふに蛍狩りにけり 南うみを 風土 201209  
今風に言へばイケメン業平忌 岩下芳子 201408  
水音に憶ふことあり業平忌 本多俊子 201408  
ときめきを忘れて久し業平忌 岩村恵子 ホトトギス 201410  
八十路には八十路の艶や業平忌 大久保白村 ホトトギス 201411  
邂逅の友の老いたる業平忌 稲畑汀子 ホトトギス 201505  
縁有りや縁無しとして業平忌 神蔵器 風土 201506  
業平忌男はなべてマザコンで 高橋将夫 201509  
もう少し背が高ければ業平忌 稲畑廣太郎 ホトトギス 201605  
業平忌足跡著き芦屋川 稲畑廣太郎 ホトトギス 201605  
業平忌むかし男は泣きやすし 永淵惠子 201607  
業平忌老ゆれば迷ひなき月日 田中藤穂 あを 201608  
老いて知る一首の艶や業平忌 藤岡紫水 京鹿子 201608  
どの顔で逢ひにいくのか業平忌 高橋将夫 201608  
野あやめは指貫のいろ業平忌 本多俊子 201709  
滞在の長き東京業平忌 稲畑汀子 ホトトギス 201805  
ひと仕事終へて寛ぐ業平忌 稲畑汀子 ホトトギス 201805  
杞陽さん偲ぶ業平忌なりけり 稲畑汀子 ホトトギス 201805  
芦屋にもゆかりのありや業平忌 稲畑汀子 ホトトギス 201806  

 

2018年6月17日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。