なんばんぎせる・思い草   48句
作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
水音に坐り直して思ひ草 白澤良子 200007  
野だたらの跡をさぐるに思ひ草 松崎鉄之介 200011  
思ひ草紫の舌ぺろり出す 松崎鉄之介 200110  
腰まげて南蛮煙管覗きゐる 小林螢二 春耕 200111  
聞き直すわけに参らず思ひ草 藏本博美 ぐろっけ 200202  
南蛮煙管ひさびさなりし庭手入 阿部ひろし 酸漿 200209  
庇護をえて南蛮煙管しづかなり 吉弘恭子 あを 200210  
振袖柳すこしはなれて思ひ草 佐藤喜孝 あを 200211  
脛(なぎ)のばす先になんばんぎせるかな 雨村敏子 200311  
思ひ草咲かせひとりの老教師 岡本明美 雲の峰 200311  
なんばんぎせる小さき嘘を一つ吐き 河内桜人 京鹿子 200312  
何処からたどり咲きしや南蛮煙管 杉山喜代子 帆船 200312  
虚子句碑となんばんぎせる並び立つ 九万田一海 河鹿 200401  
熔岩かげに思ひ草てふ名もて咲く 山下繁子 河鹿 200401  
活火山なんばんぎせるをふところに 九万田一海 河鹿 200402  
冤罪のけむりなんばんぎせるかな 伊藤希眸 京鹿子 200402  
横むくは思案の果か思ひ草 小林リン 春燈 200411  
あかときの雨気やなんばんきせる咲き 中谷葉留 風土 200412  
バトミントン逸れし南蛮煙管かな 堀志皋 火星 200501  
パイポパイポ南蛮煙管咲きにけり 上野泰子 対岸 200511  
重ね着のいちばん下は思ひ草 直江裕子 京鹿子 200701  
禁煙の席に南蛮煙管かな 岩垣子鹿 ホトトギス 200801  
ともかくもナンバンギセルまで戻る 坪内稔典 稔典句集U 200804  
日の影に明るくなんばんきせるかな 松本蓉子 六花 200901  
卒爾ながらなんばんきせるとはこれ 大島翠木 200911  
紅にじむなんばんぎせるロもとは 小林玲子 ぐろっけ 200912  
思ひ草残りの未来濃くあらむ 平澤侃 末黒野 201001  
ひそやかな愁ひ南蛮煙管かな 近藤喜子 201001  
続日本紀武寧の血すじ思ひ草 林日圓 京鹿子 201009  
俯きて謎ありさうに思ひ草 坂根宏子 201012  
流し目のひと日なんばんぎせるかな 梶浦玲良子 六花 201101  
里山の繁みの蔭や思ひ草 山崎稔子 末黒野 201204  
ふれあひて南蛮煙管向き向きに 細野恵久 ぐろっけ 201209  
さりげなく外す耳輪や思ひ草 田渕昌子 京鹿子 201211  
横を向く南蛮煙管小粋とも 伊藤和子 201211  
鮮しき土押し上げて思ひ草 熊切修 末黒野 201301  
思ひ草亡夫の生地訪ぬれば 渡たみ 馬醉木 201410  
うつむきし心おきくる思ひ草 近藤喜子 201412  
終末論沸騰なんばんぎせる咲く 小林愛子 万象 201501  
照り翳り南蛮ぎせる見えて来し 水野恒彦 201512  
草叢に見つけ南蛮煙管かな 渡邊孝彦 やぶれ傘 201611  
思ひ草丈きそふことなかりけり 犬塚李里 201711  
うつむきてなんばんぎせる人を恋ふ 岩田洋子 201802  
芒の根南蛮煙管にて点火 森なほ子 あを 201811  
南蛮のつらぬくごとき辛さあり 伊藤由良 末黒野 201812  
風呂敷に迷ひを包む思ひ草 西村白杼 京鹿子 201901  
南蛮ぎせる墨東の刻ゆるやかに 田邑利宏 202001  
たつぷりと濡れて南蛮煙管かな 増成栗人 202001  

 

2020年9月24日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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