茗荷の花    23句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
白臘といふその色に茗荷咲く 大橋敦子 雨月 199808
老いらくや茗荷の花のように咲く 佳夕能 海程 199912
健康家族へ茗荷の花が顔を出す 木村和彦 海程 200002
ガス管の埋まりし茗荷咲きにけり 米澤光子 火星 200011
太陽をいとへる色に茗荷咲く 大橋敦子 雨月 200510
茗荷咲き市井の隅も亦よしや 大橋麻沙子 雨月 200511
突と地に月の色もて茗荷咲く 大橋麻沙子 雨月 200511
ははに色あらば茗荷の花のいろ 南うみを 風土 201211
忘れられて日陰に茗荷咲きにけり 小池一司 やぶれ傘 201412
酢に浮ぶ茗荷は花を付けたまま 瀬川公馨 201902
茗荷の花亡母この庭愛せしか 大山夏子 201905
雨あとの茗荷の花の閑けさよ 山岸明子 202110
茗荷の子黄花もろとも摘みにけり 松川昌義 末黒野 202112
畑隅に茗荷の花の二つ三つ 秋山信行 やぶれ傘 202201
メタンガスが燃えてるやに茗荷咲く 佐藤竹僊 あを 202212

 

2023年8月17日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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