水草紅葉    14句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
軽食の午後見て水草紅葉かな 能村登四郎 200108
含羞の水草紅葉でありにけり 鈴木節子 200411
隙間なき水草紅葉義士の濠 浜口高子 火星 200601
霊水の冷えゐて水草紅葉かな 高橋さえ子 200611
為せば成る水草紅葉のひとりごと 鈴鹿けい子 京鹿子 200701
水草紅葉揺れたるところ鯉の影 佐藤良重 炎環 200812
水見えて水草紅葉とゆく雲と 外川玲子 風土 200901
水の色吸うて水草紅葉せり 高橋将夫 201202
水草紅葉濠のみ残す城の跡 松井洋子 ぐろっけ 201203
川波の透けて水草紅葉かな 鈴木良戈 201512
情とはこんな水草紅葉草紅葉 直江裕子 京鹿子 201602
音もなく老いる水草紅葉かな 直江裕子 京鹿子 201605
馬の舌水草紅葉揺らしをり 山田健太 風土 201802
跼み見るものに水草紅葉かな 能村研三 201810

 

2022年12月13日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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