都 草     17句



作品
作者
掲載誌
掲載年月
いつまでを働くつもり都草 山田暢子 風土 199909
山門のほとりに咲けり都草 高橋ふじ 酸漿 200108
雲梯に並ぶ雨滴や都草 清わかば 雲の峯 200308
馬地主の子孫の絶えて都草 松崎鉄之介 200308
都草角の海鳴り挽歌とす 桑田青虎 ホトトギス 200312
若き日を暮らせし街や都草 戸谷たみ子 酸漿 200707
都草竹垣低き尼僧庵 朝原きよじ 200709
行啓の碑に小雨降る都草 高木千鶴子 酸漿 200807
ひそと咲く隠れ里なる都草 増田一代 200809
英単語ぼろぼろ忘れ都草 野畑小百合 200809
同じ色咲きて孤高の都草 稲畑汀子 ホトトギス 200905
都草保母が屈めば皆屈む 松永紫浪 200908
潮鳴りの遠流の島の都草 塩見英子 雨月 201101
米寿とは何時より都草黄色 佐藤玲子 春燈 201708
けふはしも芦屋の句座に都草 和田華凛 ホトトギス 202110
都草都心の色に紛れざる 稲畑廣太郎 ホトトギス 202205
都草黄を競はざる気品かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 202205

 

2022年5月24日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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