蜜豆  あんみつ     58句

蜜豆や美女といはれし婆二人    清水保

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
蜜豆や句を褒めあって別れたる 新開一哉 円虹 199906  
蜜豆の看板出して開店す 稲畑廣太郎 ホトトギス 199907  
狆の貌人の貌過ぐ蜜豆屋 山尾玉藻 火星 199908  
蜜豆や歩き疲れし河原町 谷野由紀子 俳句通信 199909  
みつ豆や両成敗となる喧嘩 犬飼陽子 199910  
蜜豆やなほ日の高き奈良格子 朝妻力 俳句通信 200007  
蜜豆やピカソの嘘にはまりゐて 本山卓日子 京鹿子 200010  
湘南晩秋黒蜜豆は昔の味 大島竜子 200101  
蜜豆にとろりと疲れもたれてる 赤座典子 あを 200106  
ふたりとも餡蜜ふたりとも尼ぜ 松岡ひでたか 円虹 200109  
蜜豆やかつては風の見えしこと 亀田憲壱 銀化 200207  
蜜豆や男二人の向きあひて 北嶋ひさ子 帆船 200208  
善光寺街道あんみつ心太 宮原みさを 花月亭 200208  
蜜豆を食べて密談などはなし 塩川雄三 築港 200209  
蜜豆や銀座八丁めぐり来て 青池亘 百鳥 200210  
蜜豆やななくせに足す外出癖 熊丸淑子 馬醉木 200308  
たわい無きおしゃべり続くみつ豆に 郷地美代子 雨月 200309  
蜜豆や一人立ち寄る喫茶店 久保田美代子 酸漿 200309  
蜜豆や聞き流しつつ聞く話 山崎和美 200311  
蜜豆にメープルシロップよろしかな 長崎桂子 あを 200409  
蜜豆の甘さひかへ目愛もまた 黒田美恵子 春燈 200410  
蜜豆や男二人の向き合ひて 北嶋ひさ子 帆船 200502  
蜜豆やまだまだきれいだつたころ 戸田和子 200508  
藤娘の大津絵掲ぐ蜜豆屋 梅原美子 200508  
蜜豆やいまだ生意気盛りなり 伊藤早苗 200509  
性懲りもなく蜜豆に付合ひぬ 苑田ひろまさ 200608  
蜜豆の甘酸つぱきを人とをり 高田令子 200608  
蜜豆を囲み合評文芸部 峰尾秀之 200610  
蜜豆のグラス五つの切子かな 寺島順子 雨月 200611  
蜜豆を満たして青き江戸切子 芝尚子 あをかき 200708  
蜜豆や窓の白波増えきたる 岡本眸 200805  
蜜豆を買ひ来て子等に囲まるる 徳丸峻二 風土 200808  
蜜豆やスプーンの裏に顔映り 戸田春月 火星 200809  
蜜豆や携帯電話持たぬ主義 本橋葉月 遠嶺 200810  
あんみつや静かな人が勝つじゃんけん 中原幸子 船団 200909  
蜜豆の機嫌はとれぬ掬ふたび 大西順子 ろんど 200911  
みつ豆に友の饒舌続きをり 伊庭玲子 201009  
蜜豆や五分待つてといふメール 服部早苗 201109  
蜜豆や気の合ふことのわけ知らず 高橋道子 201110  
蜜豆や神田明神灯の入りて 野坂民子 馬醉木 201209  
蜜豆の喉越しが好き神楽坂 和田政子 201210  
蜜豆は大好き銀座は海の町 上原重一 201210  
蜜豆や贔屓の店のありし頃 野村鞆枝 京鹿子 201211  
言ひ繕へば蜜豆の匙くもる 風間史子 201310  
蜜豆を食ぶや大空軽くなり 柳川晋 201410  
蜜豆を食うて秘密を明かさるる 大矢恒彦 201607  
母の世の暮しに蜜豆などあらず 佐々木良玄 春燈 201609  
蜜豆の好きな男も年をとる 安居正浩 201709  
いいことのあつて餡蜜待ち合はす 古居芳恵 201709  
あんみつや切子の皿の虹色に 浅嶋肇 やぶれ傘 201709  
蜜豆のみつまめ的なふたり連れ 陽山道子 船団 201805  
蜜豆のみつまめ的なふたり連れ 陽山道子 船団 201805  
あんみつや路地行く神輿眺めつつ 森なほ子 あを 201807  
蜜豆や小銭きつちり出し合つて 高橋まき子 風土 201808  
あんみつや平成余年の日曜日 柳川晋 201808  
筆まめで口まめで蜜豆が好き 能村研三 201808  
蜜豆や俳句に嫉妬する夫 おーたえつこ 201809  
蜜豆に黒蜜かける妻の留守 柴崎和男 六花 201810  

 

2019年7月30日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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