鉄道草・明治草・ひめむかしよもぎ      17句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
鉄道草味の記憶も消え果てし 藏本博美 ぐろっけ 200012
父母なくば他郷よひめむかしよもぎ 蔵持柚 銀化 200210
おぢいさん列車まかるや明治草 陳錫恭 春燈 200701
ひとすぢの軌跡は遠し鉄道草 豊田都峰 京鹿子 200712
車窓より鉄道草の枯るるを見 松尾緑富 ホトトギス 200804
古の石炭倉庫明治草 三井公子 酸漿 200901
行幸の輿据ゑし辺に明治草 品川鈴子 ぐろっけ 201010
ヒメムカシヨモギ末枯れ転轍機 大島英昭 やぶれ傘 201203
ヒメムカシヨモギの先に猫のこゑ 大崎紀夫 やぶれ傘 201212
こんなにも近道し鉄道草 和田照海 京鹿子 201301
明治草霞む鉄路の果まで 久布白文子 馬醉木 201407
ヒメムカシヨモギの先に猫のこゑ 大崎紀夫 虻の昼 201510
裁判所跡ひめむかしよもぎ咲く 藤井美晴 やぶれ傘 201609
鉄道草穂絮びつしり風を待つ 亀田やす子 万象 201611
ヒメムカシヨモギの影を道に踏み 大島英昭 やぶれ傘 201611
ヒメムカシヨモギを先づは抜きにけり きくちきみえ やぶれ傘 201708
鉄道草遅延を告ぐるアナウンス 服部早苗 201904

 

2021年8月26日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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