祭 船      20句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
城灼けて天に鉾立つ祭舟 渡邊牢晴 雨月 199910
稿了へて一番乗りの祭舟 品川鈴子 ぐろっけ 200009
通りがけなれど手締めを祭舟 山田美恵子 火星 200210
橋越えて灯を高々と祭船 和田清 雲の峰 200211
提灯に火の入り祭舟艶に 鵜飼紫生 雨月 200212
杭頭呆けてをりぬ祭舟 中村房枝 六花 200307
老禰宜のゆくり乗り込む祭船 中北栄子 200310
大川は光の渦よ祭舟 岡村容子 築港 200410
落語家の芸賑々し祭船 名取袿子 200411
母の掌の金平糖や祭舟 福西礼子 火星 200610
纜をからだで手繰る祭舟 百瀬七生子 海光 200705
祭舟白装束の少女舞ひ 松村紀久男 ぐろっけ 200802
祭船手締を交しすれ違ふ 富田範保 200911
晴れ晴れと顔の乗りあふ祭船 菅野雅生 ろんど 201010
浜育ち女飛び乗る祭舟 大西和子 ぐろっけ 201011
落語家と乗りて天神祭船 伊藤純子 201110
小若衆の腰浮かせ漕ぐ祭舟 河崎尚子 火星 201210
若衆の腰浮かし漕ぐ祭舟 大内マキ子 万象 201411
川幅を埋めつくしたる祭船 岩下芳子 201509
祭船高みに定家かづらかな 浜福惠 風土 202209

 

2023年7月10日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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