まるめろ     10句

まるめろにはや新雪の槍穂高   加藤楸邨

作品
作者
掲載誌
掲載年月
アンニュイな午後マルメロの匂ひきぬ 志方章子 六花 200202
空は鏡まるめろの黄のたぐひなし 岡田貞峰 馬醉木 200401
まるめろや城下にひとつ女学校 諸岡和子 200402
まるめろと言へばこの色この形 高橋将夫 200411
マルメロの幹の髄まで雨通る 卯木堯子 春燈 200502
伐らず置く榲桲庭に香を放つ 宝玉トシ子 200611
夢の世にまるめろを煮て笑ひけり 冨松寛子 200802
寝そびれている私とマルメロと 火箱遊歩 船団 200803
まるめろの凹凸もよし香もうれし 鎌田悟朗 ろんど 201003
榲桲の生毛に残る一指紋 中村恭子 201202

 

2021年10月28日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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