めはじき      39句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
はるけくも流るる雲や益母草 熊岡俊子 雨月 200211
呼びに来てめはじきの子を叱られず 山田弘子 ホトトギス 200212
めはじきに舗装路尽きし散歩道 千原叡子 ホトトギス 200212
めはじきの子に大げさに驚いて 鈴木しどみ ホトトギス 200212
めはじきの人知れず咲く山路かな 蔭山一舟 ホトトギス 200212
めはじきをとばして家路遠くなる 寺畠とし博 ホトトギス 200212
めはじきに遊び上手の友想ふ 河田和代 ホトトギス 200212
めはじきを老のたはむれ皺深め 谷口和子 ホトトギス 200212
めはじきや遊んでくれし祖母のこと 池田昭雄 ホトトギス 200212
めはじきの目でせんせいにこんにちは 山田弘子 ホトトギス 200212
めはじきや初恋談義かまびすし 千原叡子 ホトトギス 200212
めはじきに遊べばすぐに真似る子も 池田昭雄 ホトトギス 200212
めはじきの子らの中なる坊やかな 木暮勉 ホトトギス 200212
めはじきやおちよぼ口して紅さして 児島倫子 ホトトギス 200212
めはじきの野に影落し空の雲 高橋静女 ホトトギス 200212
めはじきを付けるをかしさ上手下手 鈴木しどみ ホトトギス 200212
めはじきをはんなり濡らし昨夜の雨 児島倫子 ホトトギス 200212
墳丘の風を纏ひて益母草 児島倫子 ホトトギス 200212
めはじきや吾も少女の頃ありき 谷口和子 ホトトギス 200212
膝ついてめはじきをして見せる母 千原叡子 ホトトギス 200212
振り向いて見せしめはじきしてゐる子 鈴木しどみ ホトトギス 200212
めはじきにちりちりちりと夕日影 鈴木石水 ホトトギス 200212
めはじきに風の和むや日は亭午 鈴木石水 ホトトギス 200212
めはじきに触れて川原へ近き道 河田和代 ホトトギス 200212
めはじきの花にも遊び心あり 蔭山一舟 ホトトギス 200212
めはじきの廻り出しさうなる構へ 河田和代 ホトトギス 200212
めはじきの朝日はじける力持ち 鈴木石水 ホトトギス 200212
めはじきをとばして未来疑はず 寺畠とし博 ホトトギス 200212
めはじきをゆらして黒い猫走る 高橋静女 ホトトギス 200212
めはじきをして妹を泣かせけり 山田弘子 ホトトギス 200212
めはじきやおすまし顔のおもてなし 池田昭雄 ホトトギス 200212
めはじきや渡舟場へ草かき分けて 大木さつき ホトトギス 200212
めはじきや本門寺坂昏れんとす 高橋静女 ホトトギス 200212
めはじきを手折れば少女めく瞳 稲畑廣太郎 ホトトギス 200307
めはじきや高見盛の気合入れ 細野恵久 ぐろっけ 200410
めはじきの遊び心をひそませて 稲畑汀子 ホトトギス 200608
めはじきのはじけて二重瞼なり 秋千晴 200801
めはじきの小啄木鳥の梢の淑気かな 田中貞雄 ろんど 201001
めはじきや花壇の端にレンガ積む 天野美登里 やぶれ傘 201612

 

2021年10月27日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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