薬の日    54句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
健康を考へてをり薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 199805
薬飲むこと忘れがち薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 199805
漢方の主治医を信じ薬の日 辻口静夫 ホトトギス 199912
武蔵野の薬草園訪ひ薬の日 江木紀子 雨月 200108
薬の日ビタミン剤を嚥み遠出 大島寛治 雨月 200108
雑草といふ草はなし薬の日 萩谷幸子 雨月 200109
苦菜茶をつくり来し母薬の日 内嶺文子 円虹 200208
一病に保つ健康薬の日 村田明子 円虹 200208
薬の日山野身近にある暮し 村田明子 円虹 200208
ピザ辛き日なり薬の日なりけり 後藤立夫 円虹 200305
薬の日いつもと同じ薬飲む 奥村真由美 築港 200308
旅疲れいつか消えゐし薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 200405
み吉野の草の名覚え薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 200405
睡眠を良薬として薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 200405
健康といへぬ寝不足薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 200405
健康の過信いましめ薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 200405
薬日や孔子孟子と書をならべ 岬雪夫 200507
みよし野に掘りし薬草薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 200605
御岳に百草丸あり薬の日 二村蘭秋 雨月 200608
薬の日山岳信仰盛んなり 二村蘭秋 雨月 200608
薬の日黄檗林の残る山 安原葉 ホトトギス 200610
みよし野のえにし語らん薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 200705
やさしさに慣れてならぬ薬の日 丸山佳子 京鹿子 200707
薬日や胴乱提げて一教師 朝妻力 雲の峰 200806
薬の日ゆつくり伊吹山歩く 塩出眞一 ぐろっけ 200909
医者嫌ひ薬嫌ひや薬の日 稲畑廣太郎 ホトトギス 201005
ハンバーガーほうばりほうばり薬の日 森下康子 201007
薬の日酒控へろと言はれても 稲畑廣太郎 ホトトギス 201011
人偲ぶ心に集ひ薬の日 稲畑廣太郎 ホトトギス 201105
草はらを海の風這ふ薬の日 松本三千夫 末黒野 201109
寧らぎの玉露一服薬の日 和田森早苗 201207
薬日の闇へ振らるる神楽鈴 坂口夫佐子 火星 201208
又美穂女偲ぶ心や薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 201305
勧めたる効果ありしと薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 201305
歳月はしのびよるもの薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 201505
油断してならぬ体調薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 201505
薬の日恙なき日々祈りつつ 稲畑汀子 ホトトギス 201505
薬の日とて欠かすこと無きものも 稲畑汀子 ホトトギス 201505
みよし野の木肌の白し薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 201505
薬の日主治医海外旅行中 田丸千種 ホトトギス 201509
薬の日煎じて濁るものばかり 田丸千種 ホトトギス 201509
美穂女さん思ひ出させて薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 201605
薬の日風雨の荒るることも又 稲畑汀子 ホトトギス 201605
薬の日薬嫌ひは親譲り 稲畑廣太郎 ホトトギス 201605
入院も良き休日と薬の日 稲畑廣太郎 ホトトギス 201605
薬の日薬を友と言へる人 稲畑廣太郎 ホトトギス 201705
還暦に一歩近づく薬の日 稲畑廣太郎 ホトトギス 201705
不老不死夢見し人や薬の日 稲畑廣太郎 ホトトギス 201705
又一つ薬減りたる薬の日 稲畑廣太郎 ホトトギス 201705
鹿の角猿の腰かけ薬の日 藤井啓子 ホトトギス 201709
老眼の老いとどまりし薬の日 亀田虎童子 201907
薬の日なれば偲べる人のあり 稲畑汀子 ホトトギス 202005
体調の過信ならざる薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 202005
体調の戻りたること薬の日 稲畑汀子 ホトトギス 202005

 

2022年5月24日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。