薬掘る 薬採る      22句

萱原の日に埋もれて薬掘る   木村蕪城  ザ・俳句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
薬掘る目当てに辿る抜荷道 植田のぼる 雨月 199901
生きすぎてなお薬掘る山の婆 小池弘子 海程 200001
また一つ大き波来る薬掘り 岩月優美子 槐 200012
臈たけき深空となりぬ薬掘 岡井省二 槐 200106
山彦のここまでは来ず薬掘り 鷹羽狩行 狩 200110
でんでら野へ一人消えたる薬掘 小原啄葉 百鳥 200309
雨の匂ひ残る山なり薬掘る 高倉和子 空 200310
薬掘る木橋につづく丸太橋 伊藤佳代 対岸 200401
薬掘る背骨に裸馬を奔らせて 柴田朱美 京鹿子 200501
晩年の影をみじかく薬掘る 栃内和江 沖 200511
天と地の恵みいやさか薬掘る 有賀元子 八千草 200605
薬採る吉野に戻り来し静寂 稲畑汀子 ホトトギス 200805
笹叢のおこじよ顔出す薬掘り 山本雅子 馬醉木 201012
薬掘る地下足袋水に出でにけり 垣岡暎子 火星 201102
霧ごめの天香具山薬掘る 山田春生 万象 201110
蒲生野の日照雨の中の薬掘 北崎展江 くりから 201209
住めさうな樹の洞見つけ薬掘 原友子 空 201404
みよしのの山路に薬掘りしとか 稲畑汀子 ホトトギス 201810
里山は神の領域薬掘る 稲畑廣太郎 ホトトギス 201810
薬掘る山知り尽す漢かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201810
顔上げて雲遠かりし薬掘 深川淑枝 空 201904

 

2021年9月17日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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