草むしり    95句

大門や涼がてらの草むしり   一茶

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
この峡に生れ死ぬる身草むしる 鎌田亮 199908  
草むしり完全武装に疲れたり 久保田一豊 いろり 200008  
きりのよきところなどなし草むしり 佐藤博美 200012  
高邁なことは思はず草むしる 石田邦子 祭笛 200109  
商運は傾きしまま草むしる 山中宏子 200208  
草むしり本気で爪の伸びてきし 深田雅敏 200208  
親のこと考へてゐる草むしり 鎌倉喜久恵 あを 200209  
草むしり婦唱夫隨の痛み止め 竹貫示虹 京鹿子 200209  
営々とわが草むしり始まれり 阿部ひろし 酸漿 200209  
町内のコミュニケーション草むしり 岡谷栄子 200211  
花実までもろとも夫の草むしり 林裕美子 六花 200311  
草むしりけふここまでとしたりけり 鈴木幾子 酸漿 200408  
陽に射られ刺す虫もをる草むしり 長崎桂子 あを 200409  
草むしりつつ暗涙をのごはざる 伊藤白潮 200507  
草むしる碑より誓子と波津女の声 品川鈴子 ぐろっけ 200508  
草むしり自分と会話する時間 森野俊子 遠嶺 200509  
制服の白の一列草むしる 足立武久 酸漿 200509  
子の家に来て幼子と草むしる 甲斐遊糸 百鳥 200509  
帰り来て朝より妻の草むしり 蓮尾あきら 風土 200509  
草むしる団子虫ほど屈まりて 長谷川千枝子 200510  
草むしる背にふりそそぐ蝉しぐれ 菊谷潔 六花 200510  
このあひだむしつた場所の草むしる 田口武 さうぢやなくても 200602  
昼すこし過ぎて終へたる草むしり 三井孝子 六花 200608  
言はでものことつい言うて草むしり 鎌倉喜久恵 あを 200608  
草むしりポケットベルに一休み 森山のりこ あを 200608  
形やや歪の畠の草むしる 定梶じょう あを 200608  
雀のけぞり軒下の草むしる 定梶じょう あを 200608  
蟻の巣をみつけ手を止む草むしり 森山のりこ あを 200608  
蝉の穴かぞへてからの草むしり 延川五十昭 六花 200610  
どくだみの匂ひにまみれ草むしり 岩松八重 六花 200610  
草むしる運動服の修道女 八木岡博江 酸漿 200610  
寧日や読書に倦めば草むしり 三輪温子 雨月 200709  
亡き母の容チにかがみ草むしる 成瀬櫻桃子 春燈 200710  
疲れては草につぶやく草むしり 林和子 200711  
草むしり強き根弱き根ありにけり 四條進 200711  
草むしり詩歌の泉涸れぬほど 安田久太朗 遠嶺 200806  
人工膝となり草むしり叶はざり 大橋敦子 雨月 200807  
庭の草むしり亡骸迎へたり 浅井敦子 万象 200810  
草むしり小学校のチャイム鳴る 松岡和子 200908  
草毮る手の止まりけり小判草 島崎勇作 酸漿 200909  
思ふほど引けず朝の草むしり 吉田きみえ 末黒野 200911  
草むしり車庫となす地に祓ひ砂 足利ロ子 はらから 200911  
草むしる汗滴れる大地かな 内田和子 酸漿 200912  
無心とは違ふ素直さ草むしり 中下澄江 200912  
亡き姉の面影浮ぶ草むしり 先崎きくよ 酸漿 201007  
草むしる一句成すため十句捨て 布川直幸 201008  
草むしり指の先より暮れにけり 鎌倉喜久恵 あを 201008  
一二本やがて本気の草むしり 秋山悌歩 末黒野 201009  
根の深き草むしりをり十二月 島崎勇作 酸漿 201102  
前頭葉耕してゐる草むしり 細川洋子 201107  
決心のゆるがぬうちに草むしり 森さち子 201108  
草むしり放課と致す遠チャイム 松岡和子 201108  
炎天下額拭ひて草むしる 青木英林 かさね 201209  
草むしり地底の主と綱引きを 細川知子 ぐろっけ 201210  
蚊の群と闘ひながら草毮り 後藤克彦 かさね 201210  
草むしる隅に残りし秋茗荷 菊地崇之 かさね 201211  
草むしり蜥蜴出でしは想定外 遠藤逍遙子 風土 201310  
日の昇るまでを一気に草むしり 松田洋子 201310  
思はざるほどに長居の草むしり 布川直幸 201405  
草むしり楽しむ齢となりにけり 武政礼子 雨月 201408  
賑はへる日曜菜園草むしり 谷口俊郎 201408  
神妙な顔して禰宜の草むしり 市村健夫 馬醉木 201409  
膝の土はらひて終る草むしり 柴田志津子 201409  
草むしりだんだん手先だけになり 山口輝雄 201410  
折畳椅子をずらして草むしる 小林正史 201410  
話好き聞き好き揃ひ草むしり 和田政子 201410  
外に出るついでついでの草むしり 田村園子 201410  
前庭の一人に広き草むしり 田村加代 末黒野 201508  
みんなみにみな尻向けて草むしる 原田達夫 201508  
朝より影を選びつ草むしり 長崎桂子 あを 201508  
草むしり気合ばかりの雨後の庭 荒井貞子 末黒野 201509  
いつの間に背中合はせの草むしり 坂場章子 201509  
一心に啄めるさま草むしり 西村将昭 201509  
学僧の舐むるがごとく草むしる 吉田葎 201510  
草むしる長きエプロン膝包む 古川夏子 201510  
日かげりを焦りもせずに草むしり 森口千代子 京鹿子 201510  
草むしるただ敬服の根力や 中村三郎 京鹿子 201510  
みんなみにみな尻向けて草むしり 原田達夫 箱火鉢 201511  
草むしる気塞ぎの箍ゆるぶまで 田岡千章 201512  
夕星やひとりはかどる草むしり 秋川泉 あを 201607  
草むしる母の姿の定まれり 森屋慶基 風土 201608  
賞罰に縁なくひたに草むしる 湯橋喜美 201609  
草毟り五分刻みのストレッチ 七郎衛門吉保 あを 201609  
草毟るスイッチバックの汽車の道 室井津与志 春燈 201610  
家守る妣の気概の草むしり 佐々木秀子 201610  
草むしり地肌をなでて終はりけり 高橋将夫 蜷の道 201703  
草むしり蠢くものを追ひ払ふ 長崎桂子 あを 201708  
赤紫蘇を残して終はる草むしり 秋山信行 やぶれ傘 201708  
無駄口のありて捗る草むしり 相良牧人 201710  
思ひ出はひとりぞ良けれ草むしり 田原陽子 201710  
泡雪羹固まるまでの草むしり 笠井敦子 201711  
一句拾ふ楽しみありて草むしり 片岡さか江 末黒野 201712  
追弔のこころのままに草むしる 能村研三 201806  
追弔のこころのままに草むしる 能村研三 201806  
草むしりテレビの中は嘘ばかり 秋川泉 あを 201808  

 

2019年7月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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