32句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
見参の太平洋の鯒の顔 早乙女健 200011  
大鯒や砂を吐いては突かれたる 鶴田佳三 ホトトギス 200210  
鯒砂にどろんを決めてゐるつもり 黒田純子 ホトトギス 200210  
鯒逃ぐる水遁の術見事にも 堤剣城 ホトトギス 200210  
俎板に悟り切つたる鯒の吽 黒田純子 ホトトギス 200210  
鯒握る指先小さく返しけり 松村ふみもと ホトトギス 200210  
鯒突くや上ぐる血煙砂煙 湯浅吐丈 ホトトギス 200210  
鯒もぐる砂のきららに波寄せて 勝又洋子 ホトトギス 200210  
私には見えず兄には見える鯒 藤井啓子 ホトトギス 200210  
能登の空雨雲低く鯒を突く 南秋草子 ホトトギス 200210  
鯒突きし泥の渦巻く洗濯機 林加寸美 ホトトギス 200210  
あはれなる砂の擬態も鯒の味 本村照香 ホトトギス 200210  
鯒といふ砂げむり浴び潜むもの 村元子潮 ホトトギス 200210  
冷しやぶの鯒の身はぜてをりにけり 林加寸美 ホトトギス 200210
海の子は十尋の底の鯒も突く 湯浅吐丈 ホトトギス 200210  
あと一匹鯒突くまでと待たさるる 藤井啓子 ホトトギス 200210  
柳刃の長さに鯒の引かれゆく 松村ふみもと ホトトギス 200210  
造られてなほ勇ましき鯒の顔 松村ふみもと ホトトギス 200210  
砂に伏す鯒の輪郭らしきもの 守沢青二 ホトトギス 200210  
屋形船鯒の洗ひを乗せ走る 藤森荘吉 ホトトギス 200210  
突きし鯒高々と揚げ凱旋す 藤井啓子 ホトトギス 200210  
日の影を置く砂底に鯒棲めり 鶴田佳三 ホトトギス 200210  
砂煙立てしは鯒の棲処なる 守沢青二 ホトトギス 200210  
砂に伏す鯒の形を見逃さず 湯浅吐丈 ホトトギス 200210  
砂けむり収まり鯒の眼が二つ 勝又洋子 ホトトギス 200210  
動くものには目もくれず鯒潜む 守沢青二 ホトトギス 200210  
砂けむり上げては鯒の遁げにけり 鶴田佳三 ホトトギス 200210  
鯒を盛るギヤマンの濃き海の彩 林加寸美 ホトトギス 200210  
岩陰は鯒の起伏でありにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200305  
鎌倉の海に突きたる鯒といふ 坊城としあつ ホトトギス 200510  
鉢巻きの魚屋もよし鯒も亦 坊城としあつ ホトトギス 200510  
隅田川雌鯒天麩羅浴衣がけ 東亜未 あを 200609  

 

2017年5月18日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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