枯露柿      12句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
枯露柿の粉ふいてゐる裏おもて 皆川盤水 春耕 200102
枯露柿や秩父に兜太伊昔紅 水原春郎 馬醉木 200202
枯露柿の軒ひくくして日本海 柴崎英子 200402
老人に両手を振らすコロ柿村 丸山佳子 京鹿子 200802
あてもなき旅ころ柿の里歩く 山田暢子 風土 200901
日を重ね育つ枯露柿粉を吹く 仙石君子 雨月 200903
藤蔓の箕にてころ柿裏返す 仙石君子 雨月 200903
枯露柿をデザートとする日向ぼこ 上原重一 201002
枯露柿の重みの中の甘さかな 印南美紀子 酸漿 201104
茶の里はころ柿の里鈴成りに 池田加寿子 201302
ころ柿や祖母の口上ありぬべし 松木ひろ ろんど 201401
枯露柿の婆の乳めく冬日向 布施由岐子 末黒野 201603

 

2021年10月22日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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