氷下魚    12句

眼前に下り來しかち や氷下魚釣    朴魯植    ホトトギス


作品
作者
掲載誌
掲載年月
木の槌で叩き灸れり干氷下魚 有村節香 春耕 200005
氷下魚釣るまた胃カメラを飲む予定 片岡秀樹 海程 200106
すぐ変はる穴の機嫌や氷下魚釣 土屋啓 馬醉木 200305
真澄見し氷下魚の潟は消え失せぬ 松崎鉄之介 200403
湖の宿朝餉の膳に氷下魚汁 奧田恵美 200503
竿に吊る氷下魚たちまち棒となり 田中久仁子 万象 200704
氷下魚割く沖まで白き朝かな 田中久仁子 万象 200704
口開けし氷下魚を買へり家庭用 大塚初江 200804
虹いろの氷下魚跳ねたるまま凍る 岡本敬子 万象 201703
氷下魚焼く部屋くゆらせて旅の果 鈴木愛子 202003
海荒るる氷下魚を灸る火を足して 北村操 202203
マヨネーズたつぷりつけて氷下魚食ぶ 北城美佐 202204

 

2023年12月6日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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