菊根分   21句

月齢や暦のどこの菊根分    松根東洋城

作品
作者
掲載誌
掲載年月
雨含む風感じつつ菊根分 川畑良子 199806
父の掌のやさし扱ひ菊根分 菅原修子 春耕 199807
菊根分けしてゐて耳の疎き爺 保坂加津夫 いろり 200004
菊植ゑて天日のあり余りたる 高橋さえ 200008
あまつぶのうなじにあたる菊根分 岡井省二 200106
ありし父と影を重ねて菊根分 桑田眞佐子 火星 200107
思出の指輸を外し菊根分 小池槇女 火星 200107
菊根分け老いて生きるもむづかしき 久保田一豊 いろり 200109
裏山に風の出てきし菊根分 小林光美 春耕 200205
遠景の沼の蒼める菊根分 吉田三保 200207
日和そのまま月夜にて菊根分 鷹羽狩行 200304
菊根分部厚き指を余しをり 吉田政江 200306
手間かけて半日がかり菊根分 松尾緑富 ホトトギス 200309
遺言といへるものなし菊根分 細井紫幸 草の花 200405
菊根分終へし夕べの寡黙なる 河口仁志 200405
父ほどの蕩に及ばず菊根分 小林正史 200506
菊根分つひの地の土匂ひけり 田畑時男 河鹿 200606
玉垣に鉢を並べて菊根分 阿部範子 200606
佛壇の父が声出す菊根分 田原陽子 200606
ききもせぬことに応へて菊根分 飛鳥由紀 200706
爪先に菊根分けせし土残す 田原陽子 200706

 

08/03/02 制作

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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掲載年月順です。

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