菊 芋      18句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
菊芋の花や枕木積む駅に 皆川盤水 春耕 199911
群れて咲く菊芋まぶし堰の雨 永見博子 酸漿 200011
菊芋の吹かれ中洲の古戦場 鰍澤真佐子 春耕 200201
巴里帰り酢漬け菊芋並べけり 林香燿子 200312
菊芋の抜きん出てゐる野の面かな 浅川正 雲の峰 200312
菊芋の埋めつくしたる河原あり 檜原さち子 酸漿 200412
菊芋揺るる無人踏切長々待つ 梅原美子 200612
菊芋の花照り返す昼日中 小野タマ枝 酸漿 200711
菊芋の花が水面を明るうす 谷寿枝 酸漿 200711
菊芋咲く明るき余呉湖ありにけり 有本惠美子 ろんど 201112
菊芋の花抜け道を抜け過ぎて 奥井あき 201401
菊芋や水道管が川跨ぎ 根橋宏次 やぶれ傘 201411
菊芋や耐震補強済みし蔵 瀬島洒望 やぶれ傘 201511
菊芋へ畑のけむりきたりけり 根橋宏次 やぶれ傘 201601
菊芋の群れて踏切かんかんと 根橋宏次 やぶれ傘 201701
菊芋の花咲いてゐる休耕地 黒澤次郎 やぶれ傘 201712
菊芋が咲いて畑があかるくて 天野美登里 やぶれ傘 201911
田んぼ見て行けば菊芋道のべに 渡邉孝彦 やぶれ傘 202002
菊芋の群れ咲く方へはすかひに 大崎紀夫 やぶれ傘 202002
菊芋の横をとほつて畑まで 根橋宏次 やぶれ傘 202010
菊芋の花咲く里に朝日さす 黒澤次郎 やぶれ傘 202302

 

2023年9月27日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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