敬老の日(老人の日)2     97句

土つかぬ下駄玄関に敬老日    遠藤梧逸

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
嬰の眼に児据ゑられたる敬老日 水原春郎 馬醉木 201511  
綿菓子の棒はクッキー敬老日 村上倫子 201511  
敬老日生きる喜び分かち合ふ 和田政子 201511  
祝はれてちよつぴり淋し敬老日 塩千恵子 201511  
マドンナは今もマドンナ敬老日 高橋将夫 201511  
敬老日天下国家を論ずべし 高橋将夫 201511  
連休の狭に埋没敬老日 秋葉雅治 201511  
人生に余りなどなし敬老日 小松誠一 201512  
敬老日二膳湯気立つ栗おこは 岡田和子 馬醉木 201512  
猿山の猿を見てゐる敬老日 小張志げ 春燈 201512  
緑児は目に入れてもや敬老日 齋藤晴夫 春燈 201512  
賜りし座布団下ろす敬老日 丸山允男 春燈 201512  
敬老日辿る冥土の道しるべ 中村三郎 京鹿子 201512  
簡単に加齢で済ます敬老日 時澤藍 201512  
ひと隅は酒好きの座よ敬老日 佐藤雄二 万象 201512  
平均齢伸びゆく国の敬老日 三輪温子 雨月 201512  
持ち札はクイーンばかり敬老日 片山煕子 京鹿子 201601  
敬老日菓子食べ茶飲む二人かな 藤波松山 京鹿子 201601  
暗唱のJack&Betty敬老日 金子正道 京鹿子 201601  
昭和史を重ねて生きて敬老日 池田光子 201601  
共に生くる犬の祝ひや敬老日 鈴木鞠子 末黒野 201601  
敬老日身辺りの老いばかりなり 井八重子 末黒野 201601  
兜太の墨書掲げ敬老の日に立つ 鴨下昭 201602  
鯛焼きを半分に切る敬老日 衣斐ちづ子 201602  
日溜りを両手に敬老日の握手 鴨下昭 201603  
ぎこちなき身をば嘆かん敬老日 沼田巴字 京鹿子 201609  
敬老日どきりとなりし「祝」受く 望月晴美 201611 市川市より
油揚げに裏表あり敬老日 宮内とし子 201611  
連休に埋もれ沙汰なき敬老日 岸洋子 201611  
敬老日父を訪ねて用問はる 中川句寿夫 あを 201611  
身の裡の老いは未だし敬老日 安立公彦 春燈 201611  
敬老日検索といふ知恵袋 甲州千草 201612  
独りにはひとりの知恵や敬老日 伊藤百江 春燈 201612  
敬老日まづシェーバーの快調に 藤田宏 201611  
母に次ぐ叔母の百歳敬老日 三輪温子 雨月 201701  
とまどふや敬老の日の祝金 川上恵子 雨月 201701  
最長は九十八齢敬老日 野沢しの武 風土 201701  
敬老の日より聖書を大判に 井上正子 童女 201701  
敬老の日や見渡せば老ばかり 後藤比奈夫 ホトトギス 201704  
敬老の日のあとアルツハイマーデー 後藤比奈夫 ホトトギス 201704  
マドンナは今もマドンナ敬老日 高橋将夫 蜷の道 201704  
敬老日の紅少し濃く祝膳 小沼ゑみ子 末黒野 201704  
敬老の日これでわたくし地獄耳 中谷三干子 船団 201707  
敬老の日や還暦は来年に 稲畑廣太郎 ホトトギス 201709  
長尺の靴箆届く敬老日 中西恒弘 201711  
人間が一番キケン敬老日 柳川晋 201711  
敬老日子ら来ると母多忙なり 松本幹雄 馬醉木 201711  
四才児「そもそも僕は」と敬老日 赤座典子 あを 201711  
おさんどん一日返上敬老日 飯田久美子 末黒野 201712  
敬老日母を抱きしめ又来るね 加藤峰子 201712  
一二歳児より敬老の日のはがき 箕輪カオル 201712  
敬老の日にはとり腹の底から鳴く 荒井千佐代 201712  
敬老の日の日の丸のだるさかな 上谷昌憲 201712  
喜んで猫と留守居の敬老日 須賀敏子 あを 201712  
敬老の日招待状で年を知る 東秋茄子 京鹿子 201712  
金太郎飴は一徹敬老日 高橋将夫 201801  
敬老日畑におわれて畑におり 竹村淳 201801  
敬老の日の銀盃が総理より 後藤比奈夫 ホトトギス 201804  
うつらうつらと敬老の日も母は 柴田佐知子 201811  
歳のほか誇るものなし敬老の日 青柳雅子 春燈 201812  
旗日ゆえ朝刊嬉し敬老の日 卯木堯子 春燈 201812  
ことしまた敬老の日を敬遠す 大畑善昭 201812  
リボンつく箱から帽子敬老日 中谷富子 201812  
敬老日誰のことかと白寿翁 峰幸子 末黒野 201812  
どうしても似合はぬ帽子敬老日 小嶋紘一 末黒野 201812  
兎追ふ故郷が欲し敬老日 渡邊千枝子 馬醉木 201812  
水玉の食事エプロン敬老日 波戸辺のばら 201901  
あたたかしポストの口よ敬老日 古本もね 京鹿子 201901  
敬老日ロールケーキを選びをり 鈴木崇 201901  
敬老日海を容れたる観覧車 中田みなみ 201902  
役員もひとつ歳とり敬老日 柴崎和男 やぶれ傘 201902  
園児らの歌でお祝ひ敬老日 佐々木あつ子 やぶれ傘 201902  
役割を自問自答の敬老日 吉宇田麻衣 201904  
敬老の日やハライソを近付けて 稲畑廣太郎 ホトトギス 201909  
早世の父敬老の日を知らず 稲畑廣太郎 ホトトギス 201909  
敬老の日より仮面を脱ぐ二人 稲畑廣太郎 ホトトギス 201909  
じわじわと敬老の日を意識して 稲畑廣太郎 ホトトギス 201909  
還暦を過ぎ敬老の日を如何に 稲畑廣太郎 ホトトギス 201909  
砂時計の砂の早さや敬老日 宮内とし子 201911  
今年また一人加はり敬老日 柳田秀子 201911  
敬老日挨拶長く居眠りも 永峰久比古 馬醉木 201911  
看護士の声大となる敬老日 七郎衛門吉保 あを 201912  
向日葵のバッチをもらふ敬老日 大日向幸江 あを 201912  
敬老の日の「六花」の本ささげけり 出口誠 六花 201912  
敬老日ひとり日課の散歩する 濱野新 やぶれ傘 201912  
家移りし友息災か敬老日 橋本美代 やぶれ傘 201912  
いつの間の祝はるる身や敬老日 永井惠子 春燈 201912  
大荷物を敬老といふ優しき日 齋藤晴夫 春燈 201912  
童謡の会場に満ち敬老日 上月智子 末黒野 202001  
敬老日おかめひよつとこ撒く笑ひ 上月智子 末黒野 202001  
ひとごとのやうなる顔や敬老日 太田チヱ子 末黒野 202001  
ちよこなんと坐つてをりぬ敬老日 松下道臣 202002  
四代が集ひて祝ふ敬老日 増田裕司 やぶれ傘 202002  
「送ったよ」と孫よりメール敬老日 萩原久代 やぶれ傘 202002  
読書する頭に眼鏡敬老日 野口希代志 やぶれ傘 202002  
敬老の日の運勢を確めて 後藤比奈夫 ホトトギス 202002  
敬老の日のまだ寄附をするところ 後藤比奈夫 ホトトギス 202002 敬老の日→1

 

2020年9月15日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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