肩掛け     10句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
はつゆきの墜死こぼさず肩掛けへ 田中亜美 海程 200102
肩掛を膝掛に替へ法話聞く 石黒八重子 築港 200302
肩掛に嘘を埋めてしまひけり 浜崎壬午 円虹 200303
無沙汰詫びゐる肩掛のずれてをり 波田美智子 火星 200702
そこまでを肩掛け深く出でにけり 中島静子 酸漿 200703
肩掛けを合はせて包む胸の内 阿部範子 200803
肩掛に手をやる母の小さくなり 奈佐幸子 200805
梅雨寒や母に肩掛けさがしをり 三浦カヨ子 酸漿 200910
梅を捥ぐ肩掛バケツにゴム長靴 品川鈴子 ぐろっけ 201109
「肩掛けの麗子」画集の闇に笑む 中山惠子 202102

2023年11月18日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。