枯 茨    14句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
娶り日へ鶏蓄へし枯茨 丸山海道 海道全句集 199910
全長を晒して枯るる茨かな 岡田万壽美 雲の峰 200003
師居の跡胸元を刺す枯茨 品川鈴子 ぐろっけ 200102
枯茨自立神経失調症 鈴木みのり 船団 200108
川石の一つが青し枯茨 朝妻力 雲の峰 200201
一村を分ける長堤枯茨 水野邦夫 雲の峰 200202
罠かけて忘れてゐたり枯れ茨 丸井巴水 京鹿子 200205
杣道のつき当たりたる枯茨 菊池育子 遠嶺 200302
われからの約の堰なす枯茨 岡本眸 200302
枯茨鬼となる日の数多あり 尾堂Y 河鹿 200402
枯れ茨痛いところをつかれたる 高橋将夫 200803
枯るる中野茨の実のいと赤し 小林優子 酸漿 201003
茎も葉も赤赤とあり枯茨 久保村淑子 万象 201504
枯藪の茨したたか刺しにけり 善野行 六花 201904

 

2021年12月20日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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