寒立馬     13句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
寒立馬大きな貌をふりつつ来 和田崎増美 雨月 200003
寒立馬濤立ち上り立ち上り 湯浅夏以 遠嶺 200205
立ち眠る風の岬の寒立馬 加藤克 200801
寒立馬とながむる地球の果て知らず 甲田雅子 200803
風花をつけてまばたく寒立馬 北崎展江 くりから 201209
冬草を拾ひつつ食む寒立馬 北崎展江 くりから 201209
吹雪く中鬣さはに寒立馬 秋葉雅治 201403
身じろぎもせず地吹雪の寒立馬 遠山風 馬醉木 201404
寒立馬海峡に潮満ちて来し 大内和憲 万象 201404
真青な海へ向きたる寒立馬 柴田佐知子 201703
海風の磨いてゐたる寒立馬 柴田佐知子 201703
耳立てて北風遣り過ごす寒立馬 石黒興平 末黒野 201705
みちのくの果ての尻屋や寒立馬 千葉禮子 202002

 

2020年12月30日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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