16句


作品
作者
掲載誌
掲載年月
源流は修験者の山鰍酒 花島陽子 遠嶺 199912
鰍突簎またしても石を噛み 高崎武義 200209
風落ちし瀬に鰍突く人の影 井村和子 万象 200411
越後にて鰍酒二杯飲みしこと 赤座典子 あを 200412
ちんまりと標本めきし鰍酒 赤座典子 あを 200504
いつぱしの韋駄天鰍なりしかな 高橋将夫 炎心 200510
この峡の水を濁さず鰍棲む 菅原末野 風土 200511
廻し飲む秩父まつりの鰍酒 猪鼻純枝 万象 200703
初夢に川と鰍や故里の 滝沢伊代次 万象 200901
ひつついて石になりきる鰍かな 布川直幸 201009
阿武隈の川やはしりの鰍捕り 田中臥石 末黒野 201009
散財も一助なるべし鰍酒 赤座典子 あを 201105
船頭のほまちの一つ ごり の漁 藤田かもめ ぐろっけ 201111
腰の鈴湖へ響かせ鰍突く 大木茂 万象 201701
家一軒のみ込む川や鰍泣く 大日向幸江 あを 202011
一日のよどみ消えけり川鰍 松本峰春 春燈 202111
旅の酒酌む止め椀の鰍汁 鈴木齊夫 202212

 

2023年9月11日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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