海水浴  (潮浴び)         14句

潮浴や砂で帽子をとめてをく    鈴木多枝子

作品
作者
掲載誌
掲載年月
潮浴びの足に遙かな疲れあり 佐渡美佐子 ヒッポ千番地 199908
母は荷のそばを離れず海水浴 正木光子 いろり 200010
潮浴みて又雲水となり去りぬ 阿部寒林 200010
老人の目立つ海水浴場は 熊谷みどり いろり 200107
海水浴ホテルの浜のみだれ籠 保坂加津夫 いろり 200108
潮浴びのいま砂あそびしてゐる子 宮津昭彦 200110
海水浴泣きし伜今は子に厳し 川村瑠璃 京鹿子 200611
子とわれと海水浴の人の中 瀧春一 200706
友の忌の海水浴場波高し 山野惣一郎 遠嶺 200910
潮浴みのきこえて城の鯱の反り 小瀧洋子 ろんど 200909
海水浴弁当いっぱい食べました 土井ほのか 201211
黒日傘浜に開いて潮浴びる 羽賀恭子 201410
潮浴をみてゐてさうだマスク取る 佐藤竹僊 あを 202110
海水浴去る時は皆海を見る 坂下成紘 202111

 

2023年7月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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