掻 巻     9句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
掻巻きに母居る如く日を入れし 近藤幸三郎 風土 200304
掻巻や祖母に抱かれ眠りし日 宮崎清子 百鳥 200404
掻巻に無用の用の袖二つ 水上陽三 201004
掻巻の天鵞絨の襟古びけり 天野美登里 やぶれ傘 201203
掻巻をひきよせ夢のつづき見る ふじの茜 201206
掻巻があれば母なぞ要らぬわい 篠田純子 あを 201301
掻巻の別珍やさし生家かな 井上石動 あを 201302
掻巻をいくたびも出し捨てられず 根本ひろ子 火星 201303
母の作りし掻巻の重さかな 森美佐子 やぶれ傘 202103

 

2021年12月10日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。