かぼす       12句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
いただきしカボスのためにさんま買ふ 菊地澄子 酸漿 200001
少年の無言でくれしかぼすかな 上田好子 200012
釣果干し豊後の鯵とかぼすの荷 森理和 あを 200412
彼のかぼす貰ふ段差の多ければ 高橋澄子 200812
絞りきるかぼすに縮み白身魚 吉田政江 201011
搾りたるかぼすに曇るグラスかな 中根美保 風土 201212
俳友とかぼす酒酌めり爽やかに 坂上香菜 201311
かぼすぎゆつと今日のひと日を締めくくる 清水佑実子 201401
カボス絞る豊後の魚舌を撥ぬ 平松うさぎ 201401
ぐうの音も出ぬほど絞られてかぼす 甲州千草 201411
酸橘かぼす柚子の成り年他所の庭 近藤紀子 202002
カボス来る早一年が経ったかと 由良則子 202112

 

2023年10月29日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。