無花果 1     235句

無花果に彳ちセザンヌを見し記憶    京極杞陽

作 品
作者
掲載誌
掲載年月
前書・その他
煮干の粉ビール無花果餉三度 岡井省二
199808
 
妻が好きなりし無花果供へけり 宮津昭彦
199810
 
無花果や薪を積みゐる韓の舟 皆川盤水 春耕
199811
 
無花果や甲骨文字にある窪み 竹内悦子
199812
 
無花果の葉裏くぐりてつつがなし 平橋昌子
199812
 
いちじくの腋分居留守を使ひつつ 中原道夫 銀化
199812
 
無花果の乳噴き出すはさびしけれ 大島雄作
199901
 
無花果熟れ掘り返さるる李白の里 松崎鉄之介
199901
 
ありし日の無花果熟るる社宅にて 荻野美佐子 船団
199903
 
徐に無花果を剥く檻の中 武馬久仁裕 船団
199906
 
無花果のどつと熟れそむ太宰の忌 皆川盤水 春耕
199907
 
いちじくの煮物となりぬ京料理 稲畑汀子 ホトトギス
199910
 
いちじくや或(ある)はタツノオトシゴと灯と 岡井省二
199910
 
いちじくの乳のねばりや指の間 竹内悦子
199911
 
無花果の腹割つてより親疎なし 鈴鹿仁 京鹿子
199911
 
無花果を舟に匂はす潮来舟 皆川盤水 春耕
199911
 
門前に無花果熟れて赤子泣く 渡辺菊子 春耕
199911
 
どんな闇を閉じ込めているのだ無花果 増田幽黙 海程
199912
 
無花果の色まだ浅き峠茶屋 中川晴美 俳句通信
199912
 
無花果の熟れて青空素肌なり 小枝恵美子 船団
199912
 
無花果の不実とおもう甘さかな 横倉由紀 船団
199912
 
いちじくの二つ熟れをる清書かな 竹内悦子
200001
 
尼僧院無花果は充分に熟れて 野田田美子 海程
200001
 
無花果を狙ふ鴉と見抜きたり 二瓶洋子 六花
200003
 
真っ青な空にいちじく乳垂らす 三宅やよい 玩具帳
200004
 
いちじくを生命の樹とす乳ま白 三神あすか ヒッポ千番地
200005
 
春耕や無花果畑に藁敷いて 竹内悦子
200007
 
艮は青いちじくの噴くところ 中原道夫 銀化
200007
 
いちじくの絢爛を割る手つきかな 中原道夫 銀化
200008
 
青いちじく潮入川の舟着場 三原清暁 春耕
200008
 
いちじくや嵯峨野の藪に皮を棄つ 高木伸宜 ヒッポ千番地
200009
 
無花果の葉裏の白し南風吹く 陣野今日子 風土
200010
 
無花果の照りこぞりゐる札所道 皆川盤水 春耕
200010
 
山手町無花果煮つむ香なりけり 山尾玉藻 火星
200011
 
池明りせる無花果を捥がんとす 小山森生
200012
 
無花果の下に忘れし鋏なり 武田正子 ぐろっけ
200012
 
いちじくやにんげん誰も腹に臍 岡井省二
200101
 
朝霧の中に無花果捥いでゐる 町野昭人 遠嶺
200102
 
無花果を食うて偏愛募りけり 林朋子 船団
200102
 
設間のその貳いちじくふたつ割り 中原道夫 銀化
200107
 
無花果の葉陰に母の消えにけり 深澤鱶 火星
200109
 
無花果に海鳴りの夜となりにけり 大山文子 火星
200111
 
可塑性のある思ひ出と無花果と 中原道夫 銀化
200111
 
空海の谷無花果を食ひちらす 岡井省二
200111
 
無花果の日をあつめゐて熟るるなり 山本田津子
200111
 
いちじくのまだ青ければ嬰のふぐり 澤本三乗
200112
 
青空の隙を無花果落ちにけり 大東由美子 火星
200112
 
無花果の身をもち崩したる甘さ 中山杲 船団
200112
 
無花果を買ひて故郷を遠くせり 中村興人 酸漿
200201
 
無花果の黝ずみ残る冬はじめ 大畠政子 雨月
200201
 
無花果や書き込みありし文庫本 谷村幸子
200202
 
いちじくや痒いところに手の届く 宇都宮滴水 京鹿子
200210
 
麦藁の中で無花果熟れてをり 高橋将夫
200211
 
無花果の割れ放題や主逝く 海老原信男 築港
200212
 
無花果の乳噴く暗峠かな 深川知子 雲の峰
200212
 
無花果を食べつつひらく清の絵 川瀬里江 雲の峰
200212
 
無花果ややんはり移す話の穂 伊藤月江 雲の峰
200212
 
無花果や言ひ残すこと何ぞあり 各務耐子 銀化
200212
 
無花果の裂けて甘さの匂いけり 鈴木喜三郎 ぐろっけ
200301
 
重箱に無花果並べをりにけり 堀義志郎 火星
200302
 
無花果の蜜煮の粘り聖夜待つ 永田二三子 酸漿
200304
 
奥まで見せて無花果が笑ってる 松山律子 六花
200310
 
朝焼の青いちじくの畑かな 竹内悦子
200311
 
無花果の割れて火星の接近す 藤田輝枝 対岸
200311
 
無花果や噂ばなしの好きな人 木村冨美子 遠嶺
200312
 
無花果に蜂と蝶ゐる無住寺 野中弓子 酸漿
200312
 
小粒なる青いちじくは葉の色に 赤座典子 あを
200312
 
無花果を捥ぐ鵯(ひよどの)に騒がれて 黒崎よし江 雲の峰
200312
 
無花果の繁みでこゑす水の際 雨村敏子
200312
 
いちじくや或はタツノオトシゴと灯と 岡井省二 岡井省二全句集
200312
 
無花果の舌に沁みゐる斑鳩よ 本多俊子
200401
 
いちじくや黙つてゐるから風逃げる 宇都宮滴水 京鹿子
200409
 
無花果を指もて裂けば臍痒き 山田六甲 六花
200409
 
枝道の一つ無花果にほひくる 細野恵久 ぐろっけ
200409
 
無花果を耶蘇の坊主に貰ひけり 大谷句仏 ぐろっけ
200409
 
無花果や永久に貧しき使徒の裔(すえ) 堀内薫 ぐろっけ
200409
 
無花果の下より母の国言葉 塩出眞一 ぐろっけ
200409
 
無花果が葉裏に隠れ熟しをり 武智恭子 ぐろっけ
200409
 
無花果に乳滲みゐし母郷かな 長谷川歌子 春燈
200411
 
無花果や包む埼玉新聞紙 滝本正史 帆船
200411
 
無花果や飛翔を放棄せし鳥に 朝妻力 雲の峰
200411
 
無花果や通りに向けし母の椅子 木村冨美子 遠嶺
200412
 
無花果の下レグホンの放し飼 杉浦典子 火星
200412
 
いちじくの割れ目に添うて割りにけり 田中英子 火星
200412
 
無花果の落ちて染まりぬ石畳 藤森万里子 百鳥
200412
 
無花果を食はず嫌ひで通しけり 鈴木多枝子 あを
200412
 
無花果を厨の端で食べてをり 高倉和子
200412
 
無花果や夕空星をはらみつつ 岡本眸
200412
 
無花果や一族まぬがれがたく在り 林裕子 風土
200501
 
本薬師寺跡に無花果熟れゐたり 山田春生 万象
200501
 
無花果の熟れ落つ八幡堀めぐり 長村雄作 栴檀
200501
 
無花果を貴石のごとく扱へり 小林朱夏
200502
 
無花果の剪りつめし枝冬日かな 辻恵美子 栴檀
200502
 
庭一坪無花果枝に留り居て 杉山涼風
200505
 
青無花果天衣ほど透くものを着て 水野恒彦
200509
 
舟で来て無花果もげる輪中村 武藤美代 築港
200509
 
無花果にまでは及ばぬ風禍かな 稲畑汀子 ホトトギス
200510
 
無花果と分からぬ料理ありにけり 稲畑汀子 ホトトギス
200510
 
無花果の熟れ具合よき客のあり 稲畑汀子 ホトトギス
200510
 
ひとなくて無花果畑乾きける 近藤公子
200510
 
無花果を駕籠一杯に取つて食ぶ 上岡末喜 築港
200510
 
喪へ急ぐ青無花果の青激し 高橋さえ子
200510
 
初物の無花果会話を断ちにけり 泉田秋硯
200511
 
無花果の濃き匂ひする曲がり角 雨村敏子
200511
 
無花果の下散髪をしてをりぬ 浜口高子 火星
200511
 
無花果に水子のまなこ詰りたる 山田六甲 六花
200511
 
無花果や蹴飛ばし開ける納屋板戸 吉田かずや 春燈
200512
 
無花果に手の痒きこと山落暉 松原仲子
200512
 
むつかしき顔して無花果むいてをる 近藤きくえ
200512
 
ふるさとに無花果捥げば乳を吹く 室伏みどり 雨月
200512
 
無花果を朝露残る葉に盛れる 山田たづ子 栴檀
200512
 
無花果を掌に晩学のものおもひ 藤原和子
200512
 
旅立ちに無花果一つさしだせり 大槻球子 遠嶺
200601
 
コーヒーに甘煮いちぢく秋澄めり 中緒和子 酸漿
200601
 
無花果の熟れるを待たず啄まれ 水野弘 ぐろっけ
200609
 
無花果を運ぶ黄道なりしかな 天野きく江
200610
 
無花果の裂け目十字架なせりけり 伊藤白潮
200610
 
無花果捥ぎ行く末のこと言はぬ姉 谷榮子 雨月
200610
 
無花果や遺蹟の丘の空真青 大西裕 酸漿
200610
 
物申すかに無花果を割りにけり 大島翠木
200611
 
やはらかき無花果を捥ぐ朝の幸 岸本林立 雨月
200611
 
朝摘みの無花果おちょぼ口めきて 浜田南風
200612
 
無花果のあな気味悪と饐えしめし 鈴木榮子 春燈
200612
 
いみじくも無花果畑の翁かな 天野きく江
200612
 
土産買ふに無花果一つ追加せり 松崎鉄之介
200612
 
無花果を呉れし娘の仏顔 齋部千里 ぐろっけ
200612
 
いちぢくの生る木を枯らす髪切虫かみきり 浮田胤子 ぐろっけ
200612
 
好物の無花果六個飯代わり 石川裕美 ぐろっけ
200702
 
無花果のあの枝この枝につんとして 中村禎子 八千草
200703
 
鄙の色鄙の味はひいちじくは 大橋敦子 雨月
200710
 
ほんとはね無花果はねと子の手振り 鈴木阿久
200711
 
約束は青いちじくの堅さもて 山崎靖子
200711
 
無花果の辺り故郷のごと暮るる 柴田佐知子
200711
 
無花果の三つの裂け目曼陀羅に 石脇みはる
200712
 
無花果の臍十字架をみてゐたり 雨村敏子
200712
 
無花果を彩よく煮上げワインの香 二宮きみ枝
200712
 
無花果の雨の洗礼受けてをり 大石たか 遠嶺
200712
 
無花果の熟るるに任す納屋の上 菊池由惠 酸漿
200712
 
無花果の枝の廣がる路地の奥 芝尚子 あを
200712
 
無花果は旨しきのふがふと昏し 宮尾直美
200712
 
無花果の匂ひ流るる昼の月 高尾豊子 火星
200801
 
無花果を捥ぐに屋根踏み叱らるる 大西八洲雄 万象
200801
 
無花果の熟れを待たずに引越せり 加藤奈那 ぐろっけ
200801
 
ドストエフスキーの匂い無花果は 坪内稔典 坪内稔典句集U
200804
 
無花果の生る家ありと案内受く 松崎鉄之介
200809
 
いちじく食ふ原爆の火の匂ひして 神蔵器 風土
200810
 
無花果の乳臭き香に噎びけり 杉野原弘幸
200811
 
夫に里ありて無花果熟しけり 小林朱夏
200811
 
無花果や幼の日々のうろ覚え 川原典子 酸漿
200811
 
無花果を割いて太古の水の声 北島和奘 風土
200811
 
無花果の熟れて少年から大人 北島和奘 風土
200811
 
蜂の来ぬ日のいちじくは雨となり 中山純子 万象
200811
 
食べ尽す自選一位の無花果を 泉田秋硯
200812
 
無花果の色にかしづく尉と姥 高橋澄子
200812
 
無花果の汁の手洗ふ夕日中 徳丸峻二 風土
200812
 
無花果は買ふものでなし頬張れり 田岡千章
200812
 
二フランに買ふ無花果と一会かな 谷岡尚美
200901
 
無花果や小振りを好む米夫人 伊吹之博 京鹿子
200901
 
無花果捥ぐ日課の妻の寧らけし 岸本林立 雨月
200901
 
無花果の真白の枝に芽吹きをり 山田六甲 六花
200904
 
無花果食ふすこし眼鏡のずれた人 広渡敬雄
200908
 
いちじく割り乳濡れの手は妣の齢 品川鈴子 ぐろっけ 200909  
いちじくを頬ばり癇性どこへやら 品川鈴子 ぐろっけ 200909  
誤植許すまじ無花果の熟しをり 小澤克己 遠嶺 200911  
無花果の熟るるを待ちて深呼吸 鴨下昭 200911  
無花果を割れば戦時の夕べかな ふじの茜 200911  
いちじくを割ればあるひは母の乳 沼田巴字 京鹿子 200911  
末生りの無花果ひとつ器量よし 宮崎左智子 200912  
無花果煮自給自足の島に生き 鈴木照子 200912  
いちじくの未熟の好きな女かな 縄文人 炎環 200912  
にんげんが好きでいちじく熟れてをる 竹内悦子 200912  
さも憂鬱さうに無花果熟れてをり 上谷昌憲 200912  
いちじくの熟し生家の売れてゐず 数長藤代 200912  
無花果や路地に現役手押し井戸 柿沼盟子 風土 200912  
新聞を開く無花果ひとつ食べ 芝尚子 あを 200912  
無花果の落ちて形を無くしけり 鈴木多枝子 あを 200912  
顔暗くなる無花果を食べるとき 柴田佐知子 201001  
無花果に大きなルビや直売所 阪野徹 201001  
無花果を割りて両手のふさがりぬ 大島翠木 201002  
青無花果あの歯科医院もう行かぬ 上谷昌憲 201009  
青空に応へ無花果熟れにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201010  
無花果の葉ばかり大き無風かな 小野口正江 末黒野 201010  
無花果を次々摘みて暗い籠 甲州千草 201012  
無花果のへそをつくづく省二の忌 雨村敏子 201012  
あかつきの無花果みんな上向きに 十川たかし 201012  
いちじくを捥ぎて浄土の匂ひせり 大場ましら 201012  
いちじくの裂け口の色みずみずし 池田光子 201012  
無花果を煮つめてをりぬ笑尉 竹内悦子 201101  
無花果の当り年なり持て成さる 加藤八重子 末黒野 201101  
無花果や夕日落ちゆく雲の中 大山文子 火星 201101  
手にのせてくれる無花果断れず 高倉恵美子 201101  
無花果の葉にいちじくを盛りくれし
大山文子
火星
201111
無花果の熟るる青空ありにけり
藤生不二男
六花
201111
無花果の汁すきとほる母郷かな
吉田葎
201112
無花果の数をかぞへる雨宿り
猪爪皆子
201112
無花果のジャムを煮てをり偲びをり
本島むつみ
ろんど
201112
無花果や人生るる時潮寄する
雨村敏子
201112
無花果の熟れて安堵の眠りかな
寺田すず江
201112
無花果やいつもどほりの朝の来て
安藤久美子
やぶれ傘
201202
無花果にルビ振つてある直売所
浅井吉雄慈
夕端居
201203
無花果のおちよぼ口にて買はれゆく
長節子
201204
無花果の乳にもかぶれ術後なる 品川鈴子 ぐろっけ 201209  
いちじくの観察ノート夏休み 山崎郁子 万象 201211  
いちじくに花隠りゐる中有かな 辻美奈子 201211  
無花果のひよつとこ顔の熟れ残る 森岡正作 201211  
無花果やテロの恐怖の去らぬ国 坂上香菜 201211  
無花果食べて蛮声の鴉かな 服部早苗 201212  
グラス手に無花果煮つめゐて饒舌 高松由利子 火星 201212  
無花果の乳のにほひに雨あがる 杉浦典子 火星 201212  
柔らかき乳房のごとき無花果よ 山口ひろよ 201212  
無花果が出たよさうかもう居ないのか 辻美奈子 201301  
無花果の夜露のうちに熟しゆく 中根美保 風土 201301  
無花果を割ればムンクの叫びとも 大島翠木 201301  
エデンの園無花果低く実りけり 中島陽華 201302  
持て成しの無花果捥ぎて島の宿 岡田満喜子 ぐろっけ 201302  
無花果はジャムにあなたは元カレに 塩見恵介 船団 201304  
世阿弥の忌無花果を捥ぐ破目となり 中島陽華 201310  
針金で囲ふ無花果畑かな 丑久保勲 やぶれ傘 201311  
無花果の熟るるを知つて鴉来る 中山静枝 201311  
無花果の押されしままの指の痕 原田達夫 201312  
いちじくや鍵をかけたる記憶無く 赤座典子 あを 201312  
不揃ひの無花果盛りて無人棚 国包澄子 201312  
葉擦れさせ無花果捥いでゐたりけり 住田千代子 六花 201401  
無花果を裂くとき昭和もどりくる 窪田佳津子 雨月 201401  
青無花果とうとう心開かずよ 辻水音 201409  
無花果や健脚なるを褒めらるる 中貞子 201409  
無花果に寄つて集つて黄金虫 中貞子 201409  
無花果の力を抜けば剥けにけり 山田六甲 六花 201410  
無花果の危き柔さ掌に 宮田香 201411  
無花果や電話のベルの遠く鳴る 安藤久美子 やぶれ傘 201412  
無花果の花を隠すも因果かな 江島照美 201412  
無花果の割れてこの世の風を知る 犬塚芳子 201412  
あんぱんと無花果つぶれてるカバン 波戸辺のばら 201412  
男の目無花果甘く煮つづけり 堀内一郎 堀内一郎集 201412  
日に一つ無花果熟れて峡の暮 生田作 風土 201412 無花果 →2

 

2016年8月25日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。