磯　笛　　　　　12句

 
作品
作者
掲載誌
掲載年月
浮いてきし海女の磯笛冬日洩る 浜口高子 火星 200104
磯笛のなき日彼岸の海たひら 降矢郊二 百鳥 200207
磯笛の波間に消ゆる晩夏かな 渡辺政子 雲の峰 200411
磯笛の澄みし音色に秋兆す 中村碧泉 ぐろっけ 200811
梅雨明の磯笛ひびく無人島 水谷芳子 雨月 200910
一湾に海女の磯笛土用凪 川崎良平 雨月 201010
秋潮に海女の磯笛かすかなり 西垣順子 璦 201011
磯笛の息の緒澄める雁渡し 佐藤いね子 馬醉木 201101
島の母校へ返す磯笛鮑海女 和田照海 京鹿子 201411
磯笛を吹きてまた消ゆ飽海女 杉本光祥 沖 201609
磯笛の波と挙るや春の海 竹村淳 槐 201808
磯桶に磯笛ひとつ陸人海女 上野進 春燈 202007

 

2022年3月4日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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