亥の子餅      16句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
すたれゆくとは言へ亥の子餅食うべ 松尾緑富 ホトトギス 200201
湖の冷えまとひ近江の亥の子餅 橋添やよひ 風土 200202
手拍子やおんころころと亥の子餅 雨村敏子 200203
亥の子餅賜び炉火恋ほし嬰恋ほし 池田倶子 雨月 200503
肉桂の香りのほのと亥の子餅 矢島久栄 200703
亥の子餅在所ことばのあたたかし 西村博子 馬醉木 200902
清水焼につまめば温き亥の子餅 五十嵐勉 201001
怒りん坊泣きべそ持ち寄る亥の子餅 品川鈴子 ぐろっけ 201301
亥の子餅配られてをり農知らず 竹内悦子 201302
臥す妻とひとつ灯にゐる亥の子餅 小泉欣也 ろんど 201303
結界にまるまる太る亥の子餅 林範昭 火星 201401
臥す妻とひとつ灯にゐる亥の子餅 小泉欣也 ろんど 201402
イノコイシ兄はイケメン亥の子餅 林田麻裕 201403
み仏もキリスト様も亥の子餅 宮崎左智子 201502
老松の亥の子餅など待ちきれず 瀬川公馨 201502
太秦の雨となりけり亥の子餅 雨村敏子 201602

 

2021年11月13日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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