冬の梅     34

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
車椅子の母子に咲いて冬の梅 古田考鵬 雨月 199805
明け暮れの檢査にぽつり冬の梅 中原道夫 銀化 200302
何事もまつすぐが好き冬の梅 小林恵子 遠嶺 200304
揮発するやうに開きぬ冬の梅 西村葉子 京鹿子 200305
蒼すぎる空の淋しさ冬の梅 生方ふよう 200305
わだかまり極めし枝や冬の梅 阿部ひろし 酸漿 200402
寄りゆけば香のただよへり冬の梅 阿部ひろし 酸漿 200403
冬の梅一つ咲き初め誕生日 堤陽子 遠嶺 200404
睦まじき老いの語らひ冬の梅 荻野照 遠嶺 200604
海光へ椅子並べあり冬の梅 糸井芳子 200605
筆談の文字にまるつけ冬の梅 神山テル 栴檀 200605
やんはりと断る勇気冬の梅 竹内文子 遠嶺 200605
鋏の音ひびく池畔に冬の梅 阿部ひろし 酸漿 200702
冬の梅末吉細く畳みをり 東亜未 あをかき 200803
父の忌や冬の梅花藻ふたつみつ 高尾豊子 火星 200805
わが胸にすむ人ひとり冬の梅 久保田万太郎 春燈 200808
魁てふふむ盆栽冬の梅 竹内悦子 200903
酒くさい錦鯉くる冬の梅 佐藤喜孝 あを 201003
口遊む三味線歌や冬の梅 北尾章郎 201005
負ふた子に教へられをり冬の梅 芝田幸惠 末黒野 201204
書き出しは開き始むる冬の梅 布村松景 春燈 201403
あづまやに釣釜たぎる冬の梅 下山田美江 風土 201504
酒蔵を追荷出でゆく冬の梅 ほんだゆき 馬醉木 201510
三味の糸切れて久しや冬の梅 横田初美 春燈 201602
ひと粒の涙もわれよ冬の梅 岡部名保子 馬醉木 201603
ありがたき僧の言葉や冬の梅 田代貞枝 201603
父のごとき兄との別れ冬の梅 山田閨子 ホトトギス 201606
太陽に光貰ひし冬の梅 稲畑廣太郎 ホトトギス 201901
蒼天の奈落に楚々と冬の梅 稲畑廣太郎 ホトトギス 201901
甲高く鳴いて鳥来る冬の梅 廣瀬雅男 やぶれ傘 201903
もう誰も住まぬ生家や冬の梅 山内碧 201904
冬の梅影のはみ出す水溜り 志方章子 六花 201906
冬の梅老木の唄かそけしや 宮田豊子 春燈 202004

 

2020年12月29日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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