冬の花わらび    17句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
磨崖仏に陽の射し冬の花わらび 関根洋子 風土 199911
今日ありて明日なし冬の花蕨 神蔵器 風土 200102
わが遊行果なし冬の花わらび 神蔵器 風土 200201
邯鄲の夢より冬の花わらび 神蔵器 風土 200301
晩年を小出しに冬の花わらび 大野英美 風土 200304
七十に七たす冬の花わらび 神蔵器 風土 200403
走り根に花影冬のはなわらび 松村多美 四葩 200601
天平の古墳に冬の花わらび 中村洋子 風土 200703
笑へば胞子こぼるる冬の花わらび 岩木茂 風土 201001
人気なき寺苑に冬の花蕨 小泉和代 酸漿 201002
鳥ごゑの降り来る冬の花わらび 林いづみ 風土 201002
寄りそひて立つ穂や冬の花蕨 滋野暁 末黒野 201003
朝日地に届きて冬の花蕨 中條睦子 万象 201110
仏心の具象化冬の花蕨 井原美鳥 201403
お遍路に答へて冬の花わらび 浜福惠 風土 202001
参道にひつそり冬の花わらび 近藤紀子 202003
七常伽藍のむかしや冬のはなわらび 浜福惠 風土 202201

 

2022年12月25日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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