古 草    45句

おもしろき野をばな焼きそ古草に新草交り生ひは生ふるがに 万葉集

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
古草やまだ読み終へぬ始皇帝 岬雪夫 199905  
古草やいつもの道を乳母車 市川伊團次 六花 200104  
輝やかに古草沖を向きゐたり 中根美保 風土 200106  
古草や開かずの門に猫二匹 阿波谷和子 俳句通信 200106  
古草の嵩のゆたけし朱雀門 前阪洋子 俳句通信 200106  
古草の海へ吹かるるほどの丈 松岡隆子 200106  
古草に立ちはだかりし崩れ小屋 加藤翅英 京鹿子 200110  
いつか来し道古草に消えてをり 中杉隆世 ホトトギス 200207  
古草の波形となる浜辺かな 谷合青洋 酸漿 200304  
水の中にも古草のありにけり 大串章 百鳥 200406  
古草の馬柵に来て父の声 大東由美子 火星 200505  
古草へてのひら青く差し出せり 鳴海清美 六花 200508  
古草へこぼるる灯あり人恋ふる 松村多美 四葩 200607  
伍しゐても古草みどりくすみをり 高崎武義 200702  
古草や斜面に吹かれゐる二人 布川直幸 200704  
行商の荷が古草の上を行く 岩木茂 風土 200705  
古草や縁切寺の奥の院 菅原末野 風土 200705  
古草の髭根ずつしりからみ合ふ 内田郁代 万象 200806  
古草やまるくねむれる鴨十羽 永田二三子 酸漿 200806  
古草の風のこゑきく衣川 小森泰子 馬醉木 200807  
古草も若草もなく山羊食めり 澤辺たけし 万象 200808  
古草の青たけだけしまのあたり 直江裕子 京鹿子 200808  
古草のどこで終ればよいのやら 直江裕子 京鹿子 200905  
古草や置いて定まる石の数 三上程子 春燈 200905  
風吹けば揺るるほかなし古草は 安立公彦 春燈 200906  
下萌や古草なぶる風の中 ことり 六花 201003  
古草や七堂伽藍ありし地の 三代川玲子 春燈 201004  
古草にまだ日のありて家路かな 千手和子 馬醉木 201005  
古草の容良く抜けて土匂ふ 中田のぶ子 ろんど 201006  
古草にほつこりたまる日差しかな 布川直幸 201102  
たつぷりと濡れ若草も古草も 天谷翔子 火星 201105  
古草や二階へ上がる外梯子 瀬島洒望 やぶれ傘 201107  
対岸の古草揺れて鶴四五羽 田野倉和世 酸漿 201107  
古草の根に土つけて抜かれけり 丑久保勲 やぶれ傘 201108  
古草に降るか降らぬかほどの雨 細野恵久 ぐろっけ 201202  
古草や雪の下なる古戦場 岩城茂 風土 201205  
古草や夕日を惜しむ水あかり 成田美代 201205  
古草の朝の小雨に濡れてをり 藤井美晴 やぶれ傘 201305  
古草に盛り上げられてゐたる肥 山田六甲 六花 201403  
古草に新芽のまじる霜の華 鴨下昭 201405  
古草を焚くや昼月烟るまで 森和子 万象 201502  
古草のひかる堤防よりくだる 大島英昭 やぶれ傘 201505  
古草の藤ノ木古墳暮れなずむ 辻村拓夫 船団 201508  
磧にて古草らしく土まぎる 小林文良 春燈 201705  

 

2020年2月23日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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