放生会      62句


作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
塩鯖の箱の積まれし放生会 大山文子 火星 200012  
放生会放されし魚鎮まりぬ 稲畑汀子 ホトトギス 200109  
放生会済めばいつもの水面かな 稲畑汀子 ホトトギス 200109  
放ちたる魚の影なし放生会 稲畑汀子 ホトトギス 200109  
放生会鷺が手荒く漁りぬ 吉岡久江 火星 200112  
放生会両手抱への鯉大き 斉藤陽子 雨月 200201  
丹田に應ふる神鼓放生会 渡辺昭 200208  
チャンポンの絵づけ美し放生会 長山野菊 雲の峰 200211  
放生会吊られ鰈の見ておりぬ 藤井久仁子 ぐろっけ 200302  
放生会金魚しづしづ捧げくる 田中藤穂 あを 200309  
放生会小さき水槽濁りゐて 大石登志美 築港 200311  
放生会美味なる魚放ちたり 大石登志美 築港 200311  
放生会火に温めて笙の笛 堀内一郎 あを 200312  
放生会お化け屋敷の上に月 小林朱夏 200511  
山の子も島の子も来て放生会 寺田美穂子 四葩 200512  
川端を虚無僧が行く放生会 高安勝三 遠嶺 200601  
放生会にて懐しき見世物を 高安勝三 遠嶺 200601  
放生会鯉跳ねて村さんざめく 尾野奈津子 春燈 200601  
人波を外れし二人放生会 苑実耶 200610  
大鯉の僧に従順放生会 内山芳子 雨月 200612  
放生会飛翔の鳩の白さかな 福間須美江 200612  
放生会ひとり詣でて海も見て 福間須美江 200612  
露店の灯点る人波放生会 松尾緑富 ホトトギス 200702  
放されし鳩一直線放生会 松尾緑富 ホトトギス 200702  
折鶴の尾羽色褪せ放生会 松田千枝 春燈 200811  
ふところの笙を取り出す放生会 中条さゆり 201001  
帰る頃綿菓子しぼむ放生会 秋千晴 201010  
高瀬川の一の舟入放生会 西村雪園 風土 201109  
神幸の楽が近づく放生会 柴田志津子 201201  
切れ目なき出店浜まで放生会 苑実耶 大河 201203  
放生会我が背はどこへ行つたやら 苑実耶 大河 201203  
木の瘤に草を棲まはせ放生会 千出百里 201210  
重箱の蓋の金文字放生会 だいじみどり 201212  
浜風に八旗なびく放生会 矢野百合子 201212  
連れだちてやさしき人よ放生会 だいじみどり 201311  
拍手は打たずじまひや放生会 だいじみどり 201311  
放生会稚児の水桶ふくらめる 深澤鱶 火星 201312  
稚児武者の家紋由々しき放生会 柴田志津子 201402  
占ひの露店は隅に放生会 栗原京子 201402  
幣変へて放生会待つ木の神馬 柴田志津子 201402  
腹見せて鰡跳ね上がる放生会 天野百合子 201402  
水笛が水笛を追ふ放生会 天野百合子 201402  
楼門を押されてくぐる放生会 森真二 201412  
竹藪に雀もどりし放生会 井上淳子 火星 201412  
路線バス「迂回します」と放生会 だいじみどり 201501  
人込みを水笛くぐる放生会 矢野百合子 201501  
籠目より覗く鳥の目放生会 横山昭子 雨月 201501  
手相見の髭の乱れや放生会 栗原京子 201502  
放生会果てて香具師らは次の町 栗原京子 201502  
藁纏ふ亀は池へと放生会 中島陽華 201601  
放生会鯉放たれて輪に帯に 矢野百合子 201601  
綿菓子を持て余しをり放生会 小林朱夏 201611  
妖しげな口上うねる放生会 高倉和子 201612  
放生会篝に浮きて勅使道 浅田光代 風土 201712  
水底に日のありありと放生会 浅田光代 風土 201712  
放生会桶の金魚をはらはらと 浅田光代 風土 201712  
放生会済みたる桶の水を切る 浅田光代 風土 201712  
庖丁の露店しづかな放生会 柴田佐知子 201811  
放生会射的の的の廻りをり 柴田志津子 201811  
参道は匂ひの坩堝放生会 高倉和子 201902  
足もとを忘れてゐたる放生会 高倉和子 201902  
放生会何か買ひたくなる子供 秋 千晴 201912  

 

2020年8月20日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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