星明り    23句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
星明かり浴びすつきりと藍浴衣 小澤克己 遠嶺 199808
星明り女鵜匠の朱の衣裳 石鍋みさ代 春耕 200008
星明り蟷螂眠りをりしかな 高橋将夫 200011
山兎誘ひ出したる星明かり 山田弘子 円虹 200102
星明りより秋冷の降る山盧 藤浦昭代 ホトトギス 200404
星明り胎児の形に夫眠る 林裕美子 六花 200412
春日野に鹿眠るらし星明り 雨村敏子 200503
霜月の暁闇にして星明り 中川悦子 酸漿 200601
行くほどに木犀馨る星明り 大西裕 酸漿 200601
木菟鳴くや背戸には背戸の星明り 守屋井蛙 酸漿 200805
門標の上に猫の目星明かり 徳丸峻二 風土 200811
神集ふ稲佐の浜の星明り 金山雅江 春燈 201112
木犀の香にかへり見る星明り 熊岡俊子 雨月 201211
星明りしとどに続く露の径 河野美奇 ホトトギス 201402
こんな夜はミューズ現る星明り 岩月優美子 201411
人送り星明りまた水あかり 千田百里 201501
柊挿す低き門柱星明かり 鈴木良戈 201505
休耕田のコスモス吹かれ星明り 大塚たきよ 201902
明日受験あふる期待の星明り 五十畑悦雄 201904
明日あると踏みゆく径や星明り コ田千鶴子 馬醉木 201912
星明り亡き子を胸に行く枯野 倉科紫光 馬醉木 202004
名月や退りゆきぬる星明り 湯川雅 ホトトギス 202202

 

2023年8月13日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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