氷頭膾     18句


作品
作者
掲載誌
掲載年月
白雲の夜目にも白し氷頭膾 水野恒彦 200001
潮すじに巌根ありけり氷頭膾 栗栖恵通子 200110
月魄(しろ)に顎はあり氷頭膾 岡井省二 200112
氷頭膾どこぞ殴打の味したり 中原道夫 銀化 200202
まうしろに思ひのとどく氷頭膾 八田木枯 夜さり 200409
氷頭膾それだけ聞けば充分よ 高橋将夫 200412
囗下手が講釈をする氷頭鱠 山元志津香 八千草 200504
夫の座に夫テーブルに氷頭膾 田村園子 201302
みちのくは妻のふるさと氷頭膾 上山永晃 鶴翼 201305
荒海の暮るるに間なし氷頭鱠 松井志津子 201312
北の島の海鮮料理氷頭膾 坂上香菜 201410
納得のゆかぬ一語や氷頭膾 柴田志津子 201511
母在さばいま一皿は氷頭膾 佐藤雄二 万象 201802
北はもう雲が塞ぎぬ氷頭鱠 柴田佐知子 201803
地の酒の一合枡や氷頭膾 森清堯 末黒野 202002
氷頭膾たつぷり拵へ籠りをり 土井ゆう子 風土 202104
言ひ放つ女ばかりや氷頭膾 柴田佐知子 202112

 

2023年9月19日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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